なんて書くともしかしたら怒られるのかもしれないですけど…。
キンクラいいですよね。(配慮)
なにが良いって、パッと見た感じ
・刃が下にあることでナタを振り下ろすよりも軽い力でいけそう。合理的な感じがする
・鉄のガードがあって作業中のケガが少なそう
・なんかカッコいい
…ですよね。使ったことありませんが。
素材感も良さそうでおしゃれ。
豪快なイメージのある薪割りに対して、いかにも地味な作業である焚き付け作りのイメージを一段おしゃれに昇華させてくれそうな、所有感のあるアイテムに仕上がっています。かつ実用的とくれば、商品企画としてはハナマルですね。
ただ、ちょっと高いよね。苦笑
ということで今回は某キンクラさんの良さそうなポイントを踏まえて、(ネットの自作情報も参考にしつつ)自作焚き付けマシーンを作りたいと思います。
①材料
余っている建築資材の端切れ。
②釘を打ってこんな感じに。…すごいシンプル。すごい簡単にできた…。
③倉庫にあったナタを装着。
④完成!!
うーん、ショボい。笑
だが、これで「刃が下に固定されてて、上からハンマーで打ち付ける」という形になりました。あと、このままだと作業中に誤って手が刃にあたる可能性があったため、ガードするための木材を急遽追加。
【動画】使ってみる。movie by iPhone SE
焚き付けを作る
いや、これは、想像以上に良いです。(ショボいけど)
何が良いって、明らかにナタで普通に割るより速いし、安全。
パカパカ割れて、数分で一山できました。
本物のキンクラさんの良いところ「女子供でも安全な形」「所有感」みたいなのは自分にはとりあえず必要なかったので、とりあえずキンクラさんの持つ合理性の「欲しいところ」だけ採用させてもらいました。
その結果、作業性としては非常に向上をみたので自分としては大成功です。
自分のように「作業性」と「コスト」重視であれば上記のような形で自作するもよし、「作業性と安全性の両立」「おしゃれなツールの所有感」を得るのであれば本物をお買い上げに頂くとして、とにかく良い商品と思いますのでこちらのリンクからお買い上げ頂ければ幸いでございます。 おすすめいたします。笑
いうことで今回のオチも済んだところで以下、だらだらと書きます。
・焚き付けについて
焚き付けは冬になってから使うだけ割ればいいや、という考え方もあるでしょうが、自分としては「焚き付けであろうがしっかり割って乾かしたい」という思いです。
いろいろな方の話を伺うと、焚き付け材は小割の薪を小さく割ったり、もしくは廃材などの利用が多いようです。(なかには飲食店の使用済み割り箸や、拾ってきたマツボックリなどの方もいらっしゃいますが)
小割りの薪はその名の通り細く、そもそも乾燥にメリットがある状態で乾された薪。廃材も建築現場に出される時点である程度の乾燥(自然乾燥か機械による急速乾燥かってところはありますが)が行われているので、どちらにせよ乾燥状態としてはよほど悪い状態ということはないと思います。
しかし、行為としての「焚き付け」は、多少の神経質さをお互いにはらみつつ、いかに許容しあえるかという現代の地域社会の中で、少しでも余計な煙を出さず、気持ちよく薪ストーブを使っていくかということにおいて「薪ストーブライフの生命線」の一つと考えています。
「気持ちよくストーブが巡航温度まで立ちあがる」
そのために恐らく多くユーザーさんが、高い断熱二重煙突使ったり、上から下から焚き付け方法にこだわったり、場合によっては焚き付けのスムーズさやドラフトの具合を考慮して機種選定するわけです。そこまでするなら焚き付け材もなるべく乾燥したベストな物を目指したい。と、そういう気持ちです。ま、どうせ使う分はいつか割るんだから今か後かって話だけですし。
快適な薪ストーブの季節を迎えるため、今できることをしておく。
なるべく合理的に、簡単に、楽しく。
という感じで。
次回もよろしくお願いします。