静岡県民なら必ず食べた事がある「さくらごはん」
給食だったり、防災訓練の炊き出しだったり…
自分は大学進学で上京した際、他県の友人と交流する中で当時始めてこれが静岡県オンリーのメニューなことを知りました。
当然、桜は入っていません。
桜肉でもありません。
じゃあ何が入るのと言ったら
すいません、何も入りません。
まぁそれでも田舎の懐かしの味なわかですよ。
今年も防災訓練シーズンを終え、季節柄なのか妙に懐かしくなり作ってみました。
■作り方
作り方はとても簡単。というかほとんど調理工程が無い。
- 米を炊くときに、酒・醤油(好みで味醂)を入れる。(米1合にそれぞれ大1程。)
- 炊く。
以上。材料も調理も極めてシンプル。
具なしの炊き込みご飯と言われてしまえばそれまで。
でも、静岡県は海産物の豊富な駿河湾があり、温暖な気候で作物も豊富。
別に貧乏だから具なしって訳じゃないよ! と思う。多分ね。
でも何故かこんなシンプルなものが、いやシンプルだからこそか、郷土食として根付いている不思議。
そして何より、シンプルで、しみじみ旨い。
米を食べる幸せを感じる。そんな味。
お試しあれ。それではまた次回。
(せっかくだからご飯のお供でもどうぞ。チャオ)