薪ストーブで冬眠したい

薪ストーブのある暮らしについて情報発信します。ときどきる育児ネタ。静岡県中部。ドブレ640CB

【前編】面倒くさいシーズニングも薪ストーブで一発(ニトスキのお話)

最近ガヤさん「ニトスキ」買ったんですよ。

 

…ニトスキって…もちろん知ってますよね??

すいません、ガヤさんは知りませんでした。笑

いや、勿論スキレットは知ってますよ?
でもロッジとかロゴスとかそういうアウトドアメーカーの専売特許だと思ってたんですよ。しかもダッチオーブンとか普通に使うような人のための特殊アイテムであまり一般人は使うことはないだろうと…。
それがまさかニトリで売ってて、激安で、そのおかげで一躍スキレットブームを起こしていただなんて…

 

あー、恥ずかしい。

 

ということで遅ればせながらガヤさんも買ってみました。
「だって、安いんだもん」

 

■ニトスキとは

 ズバリ、ニトリが企画販売するスキレット何が凄いって6インチで500円を切る超絶価格、そのくせ品質も程々良いということで一躍、インスタ映えを狙う女子とか女子とか女子に大人気のアイテム。
ダッチオーブンなどの鋳鉄製アイテムの市場を広げた功績は大きいが、おそらく他のアウトドアメーカーから見れば黒船的存在であり価格破壊者。笑

■近所のニトリで買ってきた

 今回買ったのは、

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 スキレット両手鍋はスキレットの蓋にもなるということで購入。

■ニトスキの製造品質は?

ここは、ダッチオーブン歴10年のガヤさん。ぬる厳しい目でチェックしてみましょう。

・鋳鉄としての製造品質。気泡の穴など開いていないか?

製造品質の悪い鋳鉄製品は、製造過程で気泡がしっかり抜けておらず製品内部に気泡「いわゆる巣」が残ったりしています。そんな製品を高火力で加熱したらさぁ大変、最悪割れます。

もちろん鋳鉄製品ですのでそんな物は半分宿命ですし、表面に微細な穴が存在するのは当然(むしろ微細な穴に油が入り、保護膜を作るので必要とも言える)。問題はその目が小さく、整っているかどうかです。表面に大きな穴が開いていたりすると、自ずと内部にも気泡が残っているのではないかと疑心暗鬼になります。
ガヤさんも専門家ではないので知識が間違っていたら申し訳ないですが概ねそんな理解をしています。

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(左:スキレット裏 右:両手鍋表)

ということで今回購入したニトスキさん達。観察する限り、表面の均質さは保たれていますし、目に見えるホールは見当たりません。

うーん、合格。

スキレット両手鍋を蓋にしてみた場合の気密性はどうか

これ、安いダッチオーブンで良くあるんですが「製造品質が悪くて蓋がガタガタする」「明らかに隙間がある」という粗悪品を見かけることがあります。
鋳鉄製の鍋に求められるのは高い気密性。内部から発生する水蒸気も相まってのウォータープルーフ効果で、良い加減の内部圧、良い加減の無水調理が実現するので、ここはとても大切な部分かつ製造品質が表れやすい所だと言えます。

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今回のニトスキではどうか。スキレット両手鍋を裏返すと蓋になるので組み合わせてみます。

はい、これもガタツキ無し。目に見える隙間なし。

これも合格。

 

【 結論】

 ニトスキの製造品質は悪くない。
むしろ値段を考えると出来過ぎなくらいの印象。

 

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コスパ最高。これは売れるわ。

 

■ニトスキはじめ鋳鉄製品のシーズニング

 おそらく、ダッチオーブンをはじめ鋳鉄製品を扱ったことのない方には最初のハードルでしょう。
イメージだけで買ったはいいけど、その辺が良く分からなくて「シーズニングせずにそのまま使い始めちゃったり」、「しっかりシーズニングできないまま使い始めてヘンな臭いがしたり」、「焦げ付きやすかったり」そして結局は「インテリアになっちゃったり…」そんな方もきっと居るかと思います。

 よござんす。ガヤさんもそんな詳しいわけでも、得意なわけでもないけど教えましょう。
とっても簡単に出来る方法教えましょう。

次回ね!!!笑

(ちょっと高いけどシーズニング済みの製品を買うのが一番簡単と言えば簡単。ロッジなら製品品質も高いので安心です。ニトリ製品はニトリ公式通販からどうぞ)

 (この圧倒的な出オチ感。次回は…そうアレでアレしますよ!)