前回、修理に出した薪割り機ですが……
「これ部品交換になると新品買うような値段になっちゃうけどどうします?」
と電話がありました。
そう聞くと凄い高い部品&修理費のように聞こえますが、実際は2万そこそこの見積もり。
つまり「元々の売価が安すぎる」ため、こういうことになるのですね…。
家電製品とかでもそうなのですが、修理するより新品買っちゃった方が安い。
どんどん製造って、どんどん買って、どんどん捨てる。
そんな悲しい消費の仕組み、それこそが現代の経済(特に製造業)を回している大きな歯車であり、多かれ少なかれその恩恵の上に我々の暮らしも成り立っているのですが…
ただ、やはりどこか悲しく、自分も結局そんな所かよと…。
安物買いの…という結論になるのは残念ですが、短い期間ですが相応に使い倒しましたし、旧機には感謝しつつ、、、、決断です。
買い替えです。
■薪割り機の種類
一言に「薪割り機」と言っても、世の中にはそれこそ色々なタイプがあるわけで、、。
そんな中でもやはりメジャーなのが油圧によるシリンダー伸縮で割るタイプ。
問題はその油圧を動かす動力源の違い。
①手動式
油圧シリンダーを手動でシュコシュコ動かすタイプ。
メリット:とにかく安い。動作音が静か。意外にパワーがあり破砕力12トンの製品も。
デメリット:疲れる。時間効率が悪い。
②電動式
家庭用100V電源でモーターを動かし、その動力で油圧シリンダーを動かすタイプ。
メリット:エンジン式に比べると静か。価格も5~10万円程と手ごろ。
デメリット:破砕力が最大7トンとやや弱い。負荷を掛けすぎるとモーター焼き付く恐れも?
③エンジン式
小型エンジンを動力にするタイプ。
メリット:圧倒的なハイパワー!製品によっては40トンにもなる高い破砕力。動作スピードも速く作業効率が高い。
デメリット:最低でも10万以上し、価格が高い。作動音が大きく近所への配慮が必要。燃料費&メンテナンスが必要。
ざっくりですが、こんなところでしょうか。
■なにを買おうかな
正直、エンジン式のパワーには惹かれますが予算的にアウトです。
もう大アウトです。
となると、電動式か手動式かという話になりますが…。
今まで手動式を使ってきて「意外に疲れる」ことを感じていたため、「電動式は楽そうだな~」という気持ちが正直あります。
ただ、思ったよりパワーがないのも心配。
12トンのミナトLS-12tで恐らくギリギリの玉も割ってきましたので、電動の7トンにはいささか心細さも感じるところ。
あとは「メンテナンス性」も重要。
今回、修理の段になってその不自由さを感じましたので出来ることならば国内メーカー製造で替えの部品も充実したところを選びたいと思います。
決断はいずこに!!??
↓ 極端な所これとか凄いですよ。変形合体しそうでロマンがある。価格も凄いけど。
(選択は現実的に、さぁ数日悩ませてもらいますよ。ということで次回もよろしくお願い致します。)