電動薪割り機に買い換えるぜ!と書いたものの、
あっという間に前回から一ヶ月以上空いてしまいました。汗
筆が遅くて大変申し訳ないのですが、実は購入しておりました。
結局、株式会社ナカトミの「油圧式薪割り機LS-4」を購入しました。
https://www.nakatomi-sangyo.com/wood_chopping/LS-4.html
■ナカトミLS-4詳細
以下がカタログスペックとなります。
【ナカトミ 油圧式薪割機 LS-4】
電源:単相交流 100V 50/60Hz
電流:50Hz:14A/60Hz:11A
消費電力 50Hz:850W/60Hz:700W
破砕力 4トン
破砕最大能力 直径25cm×長さ52cm
モーター出力 1.7HP(1.3kW)重量 約49kg
生産国:中国
その他は画像を参照ください。
■ナカトミLS-4を選んだ理由
機種の選定にあたって抑えておきたいポイントについて、以前こんな記事を書きました。
とにかく低価格帯でかつこの3条件に合う製品を探していたのですが、最終的にたどり着いた物が「ナカトミLS-4」になります。
①うちの電源で使えるか?
うちのコンセントを調べた結果、やはりオーソドックスな125V15Aの物しかありませんでした。(IHとエアコンは別途200V電源があるのですがそれは除外)
必要条件の合わない製品を無理やり動かすと、ブレーカーが飛んだり、発熱や最悪それによる火災の危険性もあるため、とにかく電源においては「安全に使える」ことが第一優先でした。
【ナカトミLS-4の必要電源】
電源 単相100V 50/60Hz
電流 50Hz:14A/60Hz:11A
消費電力 50Hz:850W/60Hz:700W
家庭用の125V 15Aのコンセントであれば無理なく使用できる設定です。
(実際、問題なく使用できています。)
他社製品では電動でありながら破砕力が7トンとかの機種もありますが、必要とする電源が20Aとかだったりするので注意が必要です。
また電圧も家庭用100Vと書かれていても、実際はかなりシビアな条件で延長ケーブルによる電圧低下などで簡単に動作が止まってしまうケースもあるようです。
②配送は?
重量物の配送では、場合によっては個人宅への配送はできず、車上渡しや営業所止め対応となることがあります。
ナカトミLS-4は49キロほどの重量がありますが、薪割り機としては比較的軽量の部類に入ります。今回、公式オンラインショップを通じての購入では配送料金が数百円上乗せにはなりましたがちゃんと配送業者さんが宅配してくれました。(玄関に荷卸してくれました)
※ 同じ製品でも販売業者によって対応が異なる場合がありますのでご注意ください。
③アフターフォローは?
油圧薪割り機にとって作動油の漏れやゴムパッキンの劣化などは避けられない問題であり、つまりは「消耗品」です。
となると、やはり「いざというときに修理できるか?」が問題です。
(自分が以前使用していたミナトLs-12tはコスパも良く、パワーもあり良い製品でしたがいかんせん修理の際に難渋したことで今回の買い替えにつながっています。)
今回の「ナカトミ」さんは長野県を拠点に主に冷暖房器具、工具等の製造販売を行っているメーカーさんになります。
つまりいわゆる「輸入して販売するだけ」の業者とは少し違います。
今回の製品も中国製にはなりますが、ネット上での評判等、情報収集する限り、きちんとメーカー側で品質管理されているようです。
また、ホームページでの情報開示も積極的で、取扱説明書がオンラインで読めますし、オイル交換の手順や使用オイルの指定もしっかり明記されており安心感があります。
パーツリストすら公開している。この安心感。
サポートも手厚く公式オンラインショップで買えば3年保障がつきます。(アウトレット品であれば6ヶ月保障)
いいんじゃないでしょうか。ナカトミ。
■コストパフォーマンス
薪割り機というやつは、実にピンキリでして手動2万円台の物からエンジン式100万近いものまで様々なものが出ています。
ただ、個人的には一介の薪ストーブユーザーが出そうと思う金額ってどのくらいかって言うとおそらく10万も出さないと思うんですよ。偏見ですが。
もっと言えば5万以下だと思います。
理由は簡単で、「だって5万以下の機種もたくさんあるんだもん」
なので、自分の予算もズバリ5万以下。笑
その中でなるべく良いものを買おう、というスタンスです。
・ナカトミLS-4はどうか
定価:オープン価格 → 公式オンラインショップでは44500円
また公式オンラインショップではアウトレット品も買え、それならば28000円という激安価格です。(ただし保障は6ヶ月ですので、やはり出せるなら新品を買ったほうがいいかと思います。自分はアウトレット品を買いましたが。)
個人的には「かなりいい線いってる」お値段だと思いますね。
電動薪割り機でもっと安い製品もありますが、やはり色々と不安が残ります。
いわゆるコストパフォーマンス。費用対効果。
もちろん高い金額を出せばそれなりに安心は買えますが、それだとちょっと実も蓋もない。
その点、この製品は価格と性能のバランスがかなり取れている印象です。
実際のところまだ数回しか使っていませんので、特にアフターフォローの実際については言及できませんが、現時点の感想としては低価格帯の電動薪割り機を買うならこれだ、と思っています。
アマゾンでも買えますが、3年保障がつくことを考えると公式オンラインショップをオススメします。
■まとめ
今回、電動薪割り機への買い替えを決意し、機種選択をした経緯を書かせて頂きました。
この選択が本当に正しかったのかは、数年使用してみて、さらに故障&修理などのエピソードも迎えてみてその対応なども含めて初めて分かることでしょう。
その際はまた記事にしたいと思います。
ということで次回以降は、実際に使用した感想を書いていきたいと思います。
最後になりますが、実は今回この機種にたどり着いたのは同じはてなブロガーの「jus7733さん」がコメントでオススメしてくれたことがきっかけです。
jus7733さん良い機種を紹介していただき本当にありがとうございました!
(それはそうと、前回欲しい物リストから贈って頂いた方が本当にわかりません。神戸のあのブロガー様?のような気もしていますが…誰なんだろう うーむ。)