薪ストーブシーズンに入ると、「薪棚から室内に薪を運ぶ」という作業が日々発生します。
そんな時にちょっと便利になるアイテムが「ログキャリー(ログバッグ)」。
今回はちょっとした遊びを兼ね「100均の物で」作ってみました。
■ログキャリー/ログバッグとは
一言で言えば、「薪を運ぶ道具」です。
先ず、薪って結構重い。
楢薪が一束なら7~9キロくらいある。
そして売っている薪は針金で束ねてあることが多いですが、自作の薪のようにバラのことも多いので非常に持ち難い。
あと表面はささくれていたり、カビが出ていたり、樹皮の粉が付いてたりと、、、、まぁ汚れてます。
そんな薪を一定量運ぶわけですから、何か袋とか箱とか持ち運びする道具が欲しい。
それがログキャリー(ログバッグ)です。
冬キャンプで焚き火をする時などにも重宝すると思います。
市販品も色々出ています。
皮製のなんかは正直惹かれるものがありますね。
渋い。スタンドが付いているのも良い。
物によっては結構いいお値段しますけど。
ま、バケツとかでいいじゃん!と言われてしまえばそれまでですが。笑
自分も普段は軍手をして、バケツとか果物収穫カゴに入れて運んでいるのですが、まぁこういう物もあるということでひとつ。
■100均でログキャリーを作る
最寄のダイソー店内を見回したところ「リビング用品」コーナーで良いもの発見。
その名も「ジュートボックスカーテン」!!
150円也。
その名の通り「ジュート:麻」で、なかなかタフそうな触り心地です。
広げると結構大きい。幅45センチ、長さ88センチ。
①端を縫う
なんてことはない、端を袋にして縫います。
細い糸では麻を縫うのに適しませんので、今回はタコ糸を使用しました。
②棒を入れる
縫ってできた袋に棒を挿します。
今回はあまり良い棒がなかったので、余った焚き付け材をつっこみました。
こういうの。
③完成
完成!!なんて簡単!!
持ち手を工夫したいようであれば、手が通るように丸い穴を開けたり、ヒモ等で取っ手を付けても良いでしょう。
■ログキャリーの使用例
こんな感じで薪を入れて運びます。
両手で開いて持てばかなり薪が入ります。
そう言いつつちょっとしか載せてませんが。笑
そして丸めれば携帯性にも優れますので特にアウトドアには良いと思います。
もし飽きたら千切って焚き付けにでもすればいいし。笑
※お約束:今回使った麻はとても燃えやすいのであくまで運搬用に使用し、火元からは離しましょう。
■まとめ
ログキャリーは地味な存在ですが、薪ストーブユーザーや焚き火をする方にとってとても便利なアイテムです。
買うと正直ちょっといいお値段ですが、作れば安い。笑
今回は100均でやってみましたが、こんな材料でも作れると思います。
- 汚れて使わなくなったトートバッグ
- 着なくなったジーンズ
- その他、固めの生地。不燃素材ならベター。
(できれば不燃性の高い素材がベストです。麻は可燃性が高いのであまり火の気に近づけないように注意しましょう。)
ノウハウのある方であれば、皮で作ってみても雰囲気満点でいいかも知れません。
それでは今回はこの辺で。次回もよろしくお願いします。