薪ストーブで冬眠したい

薪ストーブのある暮らしについて情報発信します。ときどきる育児ネタ。静岡県中部。ドブレ640CB

突然、焼き物の話(静岡県掛川市 一斗窯)

時にはこんな話題もいいかな、と。

薪ストーブネタを期待していた全国の読者の皆さんすいません。笑


■たまには焼き物もいいですよ

私、別に大きなこだわりを持ったハイソな生活をしている訳ではありませんが、

一丁前にお気に入りの焼き物なんかもありまして、数枚所有しております。

 

静岡県掛川市にある「一斗窯」上村直也さんの焼き物です。 

静岡県備前?と感じる方もいらっしゃるかと思いますが静岡県では最大級の備前登り窯を所有していらっしゃいます。  


■ちょっとご紹介

・例えばこんなの。

備前ですね。

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お造りだったら何でも合う。

イカの一点盛りでもいいし、赤身も赤の深さが出ます。

青菜を高温の油でザッと炒めただけような物を盛ってもいい感じ。

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サイドから。

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焼き物の面白いところって、同じ形でも窯の中の配置場所によって

熱の当たりが違ったりしますので、出来上がりとして何一つ同じものが無い。

 

この器もこの足回りの若干の光沢を含む赤褐色に、炎の力強さによって焼かれたであろうことを感じます。

 

・時にはオーバルな気分で・

ちょっと楕円形な感じ。サイズも少し大きめ。

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この季節でしたら緑鮮やかな「枝豆」なんて盛ってあげるとそれだけでちょっと一味上がったような、大変いい気分です。

 

意外にスナック菓子とか法事で無造作に出る個包装のお菓子とかを盛ってもいい。

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これはかわいい脚が付いています。

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このエッジの感じも気に入っています。

中央の朧月夜のような肌の変化もいい。


・こういうのも

この2枚は上記よりは浅い皿。

小皿に使っても良いし、ちょっとした物を盛るのに丁度良いです。

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サイズ的にはほうれん草のお浸しとか、揚げ出しとか。

冷奴も色合い的に豆腐の清涼感が出て、食欲が湧きます。

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ちなみに全ての器の底には一斗窯の銘が彫られています。

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 ※ 撮影の上下を間違えまして、正しくは○が上になります。

 

一斗窯の特徴としては、備前らしく「よい意味で地味」。笑

 

派手な釉薬を使わない土の色というか、炎の色って言うかね。

この無骨さ。

 

持った時の重量感や表面の少しざらっとした触り心地も大変よろしい。 

 

この記事を書くに当たり知ったことですが、道場六三郎さんのお店でも使われているようです。

 

■まとめ

いや、まとめるも何もないんですけど時にはこうした物のご紹介も良いのではと思いまして。

 

そもそも焼き物、全く詳しくないですし自分。

 

そもそものご縁としては、この一斗窯さん、実は実母が以前から窯出しの手伝いなどをしておりまして。そんなわけで実家には酒器、お茶碗、大皿などなど20点くらいはあるんじゃないかと思うんですけど、現状自分で所有しているのは今回載せた物を含む数枚です。

 

全てこだわりの品で囲まれた生活というのも悪くないと思いますが、自分なんかはちょっとそれだと息が詰まるタイプでして、100均のお皿も便利に使いつつ、、、でもピンポイントでお気に入りの品もあるよ、って感じの気楽な生活を心がけています。

 

また機会がありましたらこんな話題も展開していけたら。チャオ

(じつはこの記事、「薪ストーブで焼き物焼いちゃおう」って無茶な企画の導入だって知ってた?嘘でしょ?土器でしょ?ドキドキでしょ?無茶は若さの特権、時に無謀の2文字のなかに溺れる人生もまたそれはそれ。勢いで例のアレお願いします。笑)