薪ストーブで冬眠したい

薪ストーブのある暮らしについて情報発信します。ときどきる育児ネタ。静岡県中部。ドブレ640CB

スノーピーク ヴォールトのインナーマット(フロアマット)を代用す!

ということで、スノーピークのテント「ヴォールト」を購入し、、、

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純正マットシートセットはちょっとお高いのでブルーシートでグランドシートを代用・自作したというお話でした。

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ということで、今度はインナーマットをどうするか?ってお話です。


■テントにおけるインナーマットとは

その名の通り、「テントの内部に敷くマット」です。

メーカーによってはフロアマットとか呼んだりもします。

 

実はこれは必ずしも必要なアイテムではないのですが、

  • クッション性によって地面のゴツゴツを吸収し快適な座り心地、寝心地にする。
  • 断熱性が高まり、地面から伝わる底冷えを軽減する。
  • 万が一、テント底部が浸水した時に最後の砦になる。

といった快適性を考えた場合、非常に重要な働きがあります。

 

勿論無くてもテントとしては機能しますが、

実際には有ると無いとではかなり快適性に差が出てくる物ですね。


今回のヴォールトにおいても、純正シートセット(グランドシートとインナーマットのセット商品)が販売されています。

 純正のインナーマットのスペックは、

  • 表生地/68Dポリエステルタフタ、PUコーティング
  • 中芯/発泡ウレタン5mm
  • 裏生地/68Dポリエステルタフタ、PUコーティング

となっていますので、特に性能面で注目すべきは発泡ウレタン5㎜厚という数字でしょうか。

(他のスノーピークの純正インナーマットを見ても同様のスペックですので、発泡ウレタン0.5cm厚というのを基本としているようですね。)

 

■何で代用するか

前回グランドシートを代用した時、自分は「コスト面」を重視しました。

実際、メイン素材であるブルーシートの購入費用はほぼ1000円ですから
かなり安上がりになったと思います。

 

ただ、インナーマットはコスト第一主義では幸せになれない。多分。

 

特に自分が想定するキャンプは秋~冬の寒さが気になる季節です。

従って純正のマットよりも、コスト面に秀でながらも、

  • ショック吸収性に優れること
  • 冬場の保温性・断熱性に優れること

今回とにかくここにこだわっていきたいと思います。

 

自分の場合は移動手段が車ですのでコンパクトに運ぶ事ができるかは度外視していますが、バイクなどの場合は「以上の機能性と可搬性のバランス」を取った選択をすることが大切かと思います。


キャプテンスタッグ EVAフォームマット

最初に結論書いてしまいますが、色々調べて辿り着いた結論はコレです。

 

キャプテンスタッグ EVAフォームマット」

 

コスト&機能を総合的に考慮した場合、おそらくこれが最強ではないかという結論に達しました。

 

・1.5㎝もの分厚い凹凸付きマット

一番特筆すべき特徴がコレ。

EVA素材のマットなのですが、凹凸でぼっこぼこです。

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EVA素材で厚さ1.5cmですよ!純正マットの3倍厚です。

あいつ専用か!!あの赤い奴か!!

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ま、色は見事にノーマルザクですけどね~~~~笑

 

まぁ、冗談はともかく、このデコボコが!クッション性を発揮し、空気層を作ることで抜群の保温性をもたらします。

 

届いてすぐに床に敷き、寝っ転がってみましたが、うちの無垢フローリング(3cm厚、パイン材)の上でもその温かさ、クッション性を感じることができました。

 

一言で言って凄い気持ちいい。

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これは人をダメにするやつ。

EVA素材のさわり心地は賛否あると思うので、気になる方はお好みの布をカーペットのように敷いたらいいと思います。


・めちゃくちゃ軽い、持ち運びが楽

こんな感じで折り畳んで付属のバッグに収納できますが、サイズから想像できないような軽さです。

うちの二歳児でも楽々持ち上げられる重さです。

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ただ、重量こそ羽のように軽いですがサイズは程々ありますので、場所は取ります。

ヴォールトの場合、本体自体もある程度の大きさと重量がありますので流石にバイクツーリングの方はいらっしゃらないと思いますが、まぁかさ張りますのでそこだけはご注意ください。

スノーピーク ヴォールトに合わせる場合はダブルを2セット購入しよう

純正マットの寸法が、285cm×210cmです。

今回取り上げたキャプテンスタッグEVAフォームマット(ダブル)が140cm×217cmですから、2枚並べて使用すれば280㎝×217㎝。

7㎝大きいですが、(そこはハサミでカットするとして)ほぼ丁度良く使用できそうです。


・実際にヴォールトの中に敷いてみましょう。

折角なので実際にヴォールトの中に敷いてみましょう。

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この段階ではまだ7cm分をカットしていないので若干重なっている部分がありますが、それでもほぼほぼピッタリです。

 

そして実際にごろごろ寝てみましたが、かなり快適でした。

まだ冬キャンの就寝シーンで使用していないので、その辺りの正確なレビューができませんが、少なくとも他の薄いシートよりは格段にマシだろうなぁという思いを持っています。

もちろん純正のインナーマットも凌駕していると思います。

 

あと、特に真冬のキャンプは早朝の底冷えに予想以上に苦しむことになりますので、自分はこのようなエアーマットも購入し備えています。

安いですしね。防災用品としても一つあってもいいと思います。

■まとめ

今回はヴォールトのインナーマットを選択するにあたり、あえて純正ではないマットを検討しました。

 

その理由は、コストもそうですが秋や冬のキャンプを想定するに「性能面でこだわる価値がある所」と思ったからです。

 

テントで就寝する場面を、横から見た層で説明すると、 、、

ーー自分ーー

ーーシュラフーー

ーーエアーマットーー

ーーインナーマット(今回のEVAフォームマット)ーー

ーーテントーー

ーーグランドシートーー

ーー地面ーー

こんな感じの層になりますね。

 

シュラフはともかく、テント素材ならびにグランドシートの素材は「ショック吸収性や保温性は考慮していない」のが恐らく普通です。

となると、やはり冬のキャンプをされる方や石などがある不整地でキャンプをされる方においては、やはりインナーマットの性能によって快適性がかなり左右されることになろうかと思います。

 

従って、ここはこだわっておいた方がいいポイント、ではないでしょうか。

(もちろんその代わりにコットを使うという選択肢も良いと思います。)

 

今回自分がいろいろと調べてその性能、価格のバランス等をふまえベストチョイスと思った製品が今回のキャプテンスタッグ EVAフォームマットになります。

定価は13000円ですが、アマゾン実勢価格4500円ほど。2セットで9000円。

「代用」の割にはけして安くないですが、それに見合うなかなか良い品です。

 

似たようなコピー製品もありますが、硬かったり、何回か使うと表面がボロボロ崩れてくるという評判も聞きますので、その辺は注意して選択されることをおススメします。

あくまで自分が行った検討の過程と結果、その感想をお伝えしていますので、全ての方において必ずしも最高の満足を保証するものではありませんが、どうか皆さまの選択の参考になればと思います。

 

ということで次回はようやく「ヴォールト 試し張りの巻」ですよ!

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次回もよろしくお願いいたします。

 

(あとこのブログはあくまで薪ストーブブログなのでね、その辺りヨロシク!)