薪ストーブで冬眠したい

薪ストーブのある暮らしについて情報発信します。ときどきる育児ネタ。静岡県中部。ドブレ640CB

薪ストーブの炎(2018秋)

寒さもまだまだ入り口とは言え、気候の変化に身体が適応してきれていないこの感じ。

This is 季節の変わり目。

風邪も引きやすい季節です。

 

こう肌寒くなると思わず焚きたくなるのが薪ストーブ。

ということで我慢しきれず焚いてしまったのが前回のお話でした。

www.makifuyu.com

 

毎日ガンガン焚くような本格シーズンはもう少し先ですが、

しかし確実に、着実にその日は近づきつつあります。


ということで今回は、来るべき本格シーズンインを夢見つつ(笑)、炎の写真でも眺めてみましょう。

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■薪ストーブが見せてくれる様々な炎

炎というものは一つとして同じ表情がありません。

なので紹介するのも「ほんの一例」です。

 

・まず、こんな豪快な炎。

炉の中が勢いのある炎で満たされています。

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薪から放出された燃焼ガスが高温と十分な給気量のもとで結び付き一瞬で発火。

その光の絶え間なくうごめく波。男性的な炎です。

 

これも同様に豪快系。

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炎ってつまり光でもありますので、シャッタースピードが追いつかずこういった輪郭線が残像を起こしたような撮影になりますね。

ちなみに全ての撮影はiPhoneSEで行っております。

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先ほどのものと比べると炎の勢いが弱くなり、強力な一時燃焼の裏に隠れていた二次燃焼が見やすくなりました。

上のほうでユラッと、空間で断続的に発生している発火が二次燃焼です。

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これも給気はしぼっていませんが、ゆらっとした炎の表情が出ています。

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・続いて、熾き火の炎。

薪が燃焼の中で十分に炭化し、熾き火になります。

そこから放たれる炎は激しく立ち昇ることはありませんが、高温で青白さをまとっています。

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どことなく神聖さも感じられる、そんな炎。

時々、瞬間的に炎が上がるのも面白い。

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 熾き火になると少し給気をしぼりますので、炎の速度・流速も比較的緩やかな炎です。

 

・追加薪が火に包まれる瞬間

続いてこれは薪ストーブ特有、追加薪をくべた時の珍しい炎です。

新しい薪を入れ、扉を閉め、絞っていた給気を開く。

「ボッ!」と瞬間的に発火して薪が炎に包まれる。そんな瞬間を捉えました。

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 暗闇のなかに突如発生した、稲光のようにも見えます。

 

・オバケの炎

空気中で燃焼ガスが自然発火する二次燃焼の炎。

これを上手くやるといわゆる「オーロラ」が出ます。

※個人的にはオーロラを出すまで給気を絞ることを良しとしていないのであまりやりませんが。

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 これは炉内でピザを焼いているところですが、大量に熾き火を溜めている「超高温状態」なため盛んに青白い二次燃焼がユラユラ発生しています。

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ちょっと中途半端な写真ですがこういう炎も面白い。

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ちょっと焚き火的というか。

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これもちょっと状況を忘れましたが、ユラッとした炎が出ています。

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どうだったでしょうか。

これいつも書いていますが、薪ストーブって一義的には暖房ですので、それを超えてまで炎の美しさを求めるのってのはナンセンスです。

ただ、薪の品質やテクニックを磨くことで燃焼効率と熱効率を追求し、その副産物として美しい炎が見られるならそれは素晴らしいと思います。

 

そしてその炎は機種によって、燃やす薪によって、入れるタイミング(炉内の状態)によって、空気の絞り方によって、その姿は千差万別で一つとして同じものはありません。

 

だからこそ魅力的な炎です。

 

そんな一瞬の揺らめきをストーブの前で眺めながら。

最高の瞬間です。

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■炎はエロスである。

ということで、本日の別タイトル「炎とはエロスである」笑

 

炎から発せされる妖艶。

なめるような揺らめき、瞬間的かつ連続的な色彩の妙。

 

この妖艶さはどう考えてもエロスであります。


ドブレ640 燃焼

これはちょっと自分のショボイ動画では語りつくせません。

(というかそもそも給気を絞った動画はあまり撮っていませんでした)

 

借り物ですがコレあたりかなりいい感じです。

機種はうちと同じドブレ640CBです。

流速、炎の色とかなり上手に焚かれています。(自分も早くこの域に達したいものです)


薪ストーブ 4K 高画質動画 dovre640cb オーロラバーン

 

 

もうね、ヘタな説明は省きます。

お分かり頂けましたでしょうか??

 

以前、ブロ友の8マン(id:gemini-yahata)さん とも炎とエロ、煩悩、アウトドアと恋愛などの関係について大いに話し合ったのですが、

もう話の底が深くなりすぎて収拾不可能。笑

 

自分はちょっとグッとくる説明ができかねますので、動画を貼って逃げますが(笑)、まぁそこはいずれ8マンさんが専門の心理的見地も含め語ってくれる日がくるでしょう。

 

ぜひ皆さま方におかれましても、

焚き火でもいい、キッチンのコンロでもいい、ライターでもいい。

キャンドルなんかあれば最高です。

 

是非この機会に身近な「炎」を今一度じっくり見て頂き、秋の夜長の思索に耽って頂ければと思います。

 

きっと何かときめくものがあるはず。

キャンドルなんかは本当に良いと思います。気軽だし。

(なんか収拾ついてないけど今回はこんな感じで。笑 次回もよろしくお願い致します。)