薪ストーブの醍醐味の一つは「料理」
ということで、前回ローストポークを炉内調理しました。
これがなかなか好評でしたので今回気をよくしてもう一品作りたいと思います。
パーティーで出しても見栄えがしますし、子どもにも受ける面白メニュー、
「カボチャの丸ごとグラタン」です!
早速、薪ストーブ(ドブレ640CB)を点火して熾き火を作りましょう。
薪ストーブの炉内調理をする場合、焚き付けから巡航温度に上がり、炎がおさまって熾き火になるタイミングまで待たないといけません。
なので最初にすべきことは「着火」です。
料理の準備はその間にしておけばOK!
↓炎がおさまって、熾き火になってきている所。
この段階はまだまだ火力が強すぎるので、もう少し落ちつくまで待たないといけませんけど。
■材料
一般的なグラタンの材料です。具はソーセージでもエビでもお好きな物を入れてください。
- 玉ねぎ 1/4個
- ベーコン 1~2枚お好みで(ソーセージでも可)
- マカロニ 30g
そして主役のカボチャ。
これうちの畑で採れました。700gくらいの大きさです。
あとはホワイトソースを作るために以下。
- 薄力粉 大2
- バター 10~20g
- 牛乳 200ml
- コンソメ 1個
- 塩コショウ 適量
あとはトッピングに
- ピザ用のチーズ 適量
- パン粉
■作り方
①時短ホワイトソースを作る
もちろん完成品を買ってもいいのですが、高いので。笑
うちでよくやってる「時短で安直ホワイトソース」を紹介します。
なんと簡単。上記の薄力粉、バター、牛乳、コンソメを鍋の中で混ぜ、中火にかけるだけです。
ダマにならないよう注意。かき混ぜながらやってればほぼ大丈夫なことが多いですけど。
すぐに粘土が出てくるため、かき混ぜる手が重くなってきます。そしたら弱火に。シリコンのヘラを使うといいですね。
後はお好みの固さまで加熱して、塩コショウでお好みに味を調えます。
これでホワイトソース完成です。
②具を炒める
軽く油を引いたフライパンで細切りの玉ねぎとベーコンを炒めます。
玉ねぎがしんなり透明になったらOK
ベーコンから味が出ますので、特に塩コショウを振る必要はありません。
③具とマカロニ、ホワイトソースを合わせる
具を炒めたら茹でたマカロニと先ほど作ったホワイトソースを合わせます。
これでグラタンの具が完成しました。固さを調整したい場合は、牛乳を入れてのばしてください。
④カボチャに詰める
カボチャの頭を水平にカットし、くりぬいて行きます。
※鍋の蓋がしまるように切る量を調節しましょう。
こんな感じで中をきれいに掃除します。
ちなみに使用するダッチオーブンは今回も
「ロッジ サービングポット2qt」です。
もちろん水なんて入れません。折角のカボチャですし、ダッチオーブンならではの無水調理で美味しく焼きましょう。
もう最近はだいたいコレを使ってますが、ドブレ640の炉内サイズを考えると総合的にベストチョイスなのではないかと思うDOですね。
※今回のカボチャだとちょっとギリギリではありますが。
あと今回は強目の火力で長時間焼きますので、そのままでは底が焦げます。
焦げ防止のため、アルミホイルを敷いて網で底上げしましょう。
先ほど作ったグラタンの具をぐいぐい詰め、仕上げにチーズとパン粉を乗せます。
蓋がしまれば下準備は完成。
⑤薪ストーブの炉内で焼く
今回の薪ストーブ炉内は、こんな感じ。
十分に熾き火がたまっています。
あとは勘です。笑
ゴトクを置いて、ダッチオーブンを入れます。
あとは、30~45分間ほど放置します。(カボチャのサイズや火力によって違います)
のんびり待ちましょう。
⑥完成
取り出すとき、注意しましょう。
物凄く熱いので普通に火傷します。
軍手とか論外です。
薪ストーブでダッチオーブンの炉内調理をするなら高性能の耐熱手袋は必須です。
というわけで、熱さがヤバイので先ずは天板に避難。
(丸焦げになっていないか)ドキドキの瞬間ですね。
オープン!!!
おぉ、出来てるっぽい。カボチャに串がスッと入ればOKです。
ちょっとチーズ焦げましたけど、成功です!!
■完成&まとめ
ということで「カボチャの丸ごとグラタン」の完成です!
切ってみるとこんな感じ。
もちろんカボチャもほっくほく柔らかに火が通っています。
無水調理のおかげでカボチャの味が濃い!!
これは美味いです。
カボチャ好きにはたまらない一品かと思います。
アウトドアでやる時のように「上に炭を乗せなくていい」
(丸ごとカボチャを簡単に蒸し焼きに)家庭用オーブンレンジが逃げ出す「ハイパワー」
ダッチオーブンの「遠赤外線効果」&「無水調理」
これが薪ストーブ炉内調理の一つの面白さかなと思います。
ぜひ、お試しください♪