キウイフルーツが旬の季節ですねぇ。
我が家はド田舎ではないですが、それでも市内には田んぼ・畑も多く残り、自家園芸で果樹を栽培している景色がちらほらみられます。
で、一本の樹から沢山の実が採れるキゥイ。
この時期、食べきれないキゥイをおすそ分けして頂くこともあります。
ということで今年も沢山頂きました。
輸入品で年中買えますが、実はこの季節がシーズンのキウイ。
実に豊富なビタミンC、食物繊維、カリウム、ミネラルを有します。
(中国で昔、漢方としても食されていたともされるのも納得のスペック)
うちの娘は野菜嫌いですが、幸いにキウイは大好きなため、風邪の時などコレがあるとビタミン補給源になり助かっています。
問題は食べるタイミング。
硬い状態のまま袋に入れて追熟し、食べ頃になったら食べるのですが、つい熟しすぎて食べ頃を逃すということも実際多々あります。
今回は、そんな「熟しすぎて食べられなくなったキゥイを料理に活用」したいと思います。
あ、もちろん薪ストーブを使ってですよ!!笑
■キゥイフルーツは肉料理に合う(酵素)
キゥイフルーツには「アクチニジン」という蛋白質分解酵素が含まれており、肉料理の下処理に使うことで肉質を軟らかくする、ということが言われています。
口の中、痛くなることあるよね。
■材料
最初に断っておきますが、以下はガヤさんの適当な素人レシピです。
ちゃんとしたレシピが必要な方はどうぞクックパッド等をご参照ください。笑
- 豚肉
- キゥイフルーツ 1~2個
- 玉ねぎ 半分
- ニンニク 2片
- 醤油 大2
- 砂糖 大1~2
- ケチャップ 大1
- (ソースの仕上げにバター 10g)
品種は一般的なヘイワードですね。緑のやつです。
肉は例によってスーパーで安いブロックを購入。
■作り方
①漬けダレを作る
キゥイフルーツ、玉ねぎ、ニンニクをすりおろします。
調味料を混ぜて漬けダレの完成。
②肉を漬ける
包丁で肉に切れ目をつけ、更にフォークでぶすぶす刺しましょう。
より深くまでキゥイの蛋白質分解酵素と下味を浸透させやすくなりますので。
ジップロックの中で漬けダレと合わせる。
少しモミモミしたら、冷蔵庫で半日ほど寝かせます。
③薪ストーブの炉内で焼く
あらかじめ肉を冷蔵庫から出して室温にしておきましょう。
1時間くらいかな。
ジップロックから出して表面を軽く拭いておきます。
今回の薪ストーブ炉内はこんな感じ。
大きなブロック肉を直接網焼きにするので、強いとすぐ焦げます。
程々の火力でじっくりじっくり焼いていくことを前提とした熾き火に調節します。
ゴトクの上に網を置いて、肉を置きます。
これで大体40分くらい焼きます。
お魚を焼く時もそうなのですが、今回のように「遠火」でじっくり焼くためには「背の高いゴトク」が必要です。
安い奴でいいので是非一つ持っておかれると炉内調理の選択肢が広がっていいと思いますね。
④ソースを作る
折角の漬けダレですので有効活用して「キゥイフルーツ仕込みのBBQソース」にしましょう。
生肉を漬けておいたのでそのままだとお腹を壊します。鍋に入れて煮立たせていきます。
醤油、砂糖、酒でお好みに味を調節してください。
ある程度煮詰まってきたら、バターを少し加えるのがおススメ。
良い「照り」が出ますし、ここままでは強すぎるフルーツ感が穏やかにマイルドになり、香りも複雑になります。
⑤焼けたら肉を寝かす
焼けたらアルミホイルで包んで20分ほど寝かします。
肉汁を閉じ込め、余熱で芯までしっかり火を入れましょう。
ちょっと焦げましたがご愛嬌。
⑥盛り付け
あとは切って盛り付け。
茹でたジャガイモとか添えると良いと思います。
先ほどのソースをかけましょう。
完成です。
うん、なんか良い感じです。
■まとめ(キゥイの効果やいかに)
・肉は軟らかくなったのか?
→ そう言われればそんな気もするが、驚くほど軟らかくなるわけではない。少なくとも硬くはないです。
・キゥイのソースは美味しいか
→ これは美味しいです。フルーティーな果物の甘味・酸味のあるソースがまた泣かせます。妻にも大好評でしたので、面白い味が大丈夫な方は試してみてください。
・薪ストーブで焼く意味はあるのか
→ 特にありません。笑
ほら、うち薪ストーブブログなので!!
でも遠赤外線効果で美味しく焼ける、というのはあるかもしれない。
あと直火だし。臭いが煙突から排煙されて部屋が匂わないというメリットも。
オーブンレンジでも全然問題ないです。
その際は200度で40分くらい焼けば同じ感じかと思いますけど。
興味ある方、キウイをうっかり熟しすぎてしまった方、よろしければお試しください。
そんな感じで今回の薪ストーブ料理でした♪