今回は、珍しく薪のお話です。
というか反省の記事です。
全国の薪ストーブユーザー様には是非、反面教師にして頂ければ。。。
■忘れられた薪
そういえば、近所にある親戚の畑の一角に薪を置かせて貰っていた事を忘れていました。
この場所に積み始めたのは確か2016年11月ころ。
つまり丁度、2年前です。
ただただ懐かしい。
この頃はまだブログの方向性も定まらず、書いてはサボりを繰り返していた冬の時代…
そして地面直積みに見兼ねて単管で少し棚っぽくしてみたのが2017年1月ころ。
その後??
すいません、すっかり忘れてました。
で、現在。
…うわぁ。
我ながら酷い。
もっと薪に対して感謝・尊敬の念をもって然るべきであるというのに。。。
こんなに薪を粗末にするなんぞ、薪ストーブユーザーの風上にも置けぬというやつです。
反省。
■2年間雨ざらしの薪
で、これが苛酷な環境に2年間放置された薪です。
かなり色も変色し、カビが付いているのが分かる。
そして、持ってみると思った以上に「軽い」
明らかにスカスカ。
濡れる→乾く→濡れる→乾くの繰り返しの中で腐敗菌がつき、腐食した末路ですね。
スカスカに乾燥してはいるものの、燃焼成分も抜けてしまい恐らく燃料としても期待できないはず。
あと、異常に汚い。
カビなのか、腐敗菌か、とにかく何か悪そうなものが付いています。
なんか粉吹いてたりしてますし。おそろしい。
上から順にどけてみると、カタツムリが冬眠していました。
すまん、君も被害者だ。
他にも虫多数でした。
■汚れた薪をどうするか
まぁ、スカスカで汚れてもいますが乾燥はしています。
気持ちとしては色々恐ろしいのでさっさと高温で燃やしてしまいたい。
でも流石にこれを室内にストックするのは気が引ける。
(あとこれを裸のまま車に積み込むのも気が引ける)
ということで、ビニール袋に詰めていきます。
今回は45リットルのゴミ袋で3袋分を運び出しました。
※下の写真は2袋分ね。
通常この量の薪であれば50キロ以上あり、一人で運ぶのはちょっと辛い。
でも今回はスッと持てちゃう。それだけスカスカってことですね。
このまま自宅へ搬送。
袋のまま屋外で保管し、使う分だけ直接外から持ち込み燃やすことにしました。
燃やしちゃえばこっちのもんです。
■まとめ:薪は屋根つきの棚で乾かそう
ということで、2年も薪を雨ざらしにしたら酷いことになりました。
もう後悔、反省でございます。
是非みなさま方には反面教師としてお役立て頂きたく、、、、、
ということで、もう基本中の基本なところではあるのですが、
薪は屋根つきの環境で乾かすべきです。
ちなみにうちの他の薪棚達にはちゃんと屋根がありまして、余った建材でのDIYが多いですが、中にはこういう製品も使っています。
これかなり簡単に薪棚が作れて、なおかつ屋根も簡単に掛けられるのでお勧めです。
もう少しコストを抑えたいようであれば、2×4材あたりでDIYするとか、もしくは単純に積んでビニールシート掛けるのでもいいかもしれません。
厚さは色々ありますが、3000番台使っておけば耐水性、耐久性ともにほぼ問題ないかと。
とにかく、皆様も、お気をつけくださいませ。。。。。
折角割った薪ですから、良い薪に仕上げていきましょう。。。。