薪ストーブ料理でピザというのは定番中の定番。
薪ストーブ導入を検討される方にとっても「一度はやってみたい」料理ではないでしょうか。
確かにピザは楽しいし、パーティーでも見栄えします。
生地から手作りすれば更にワクワク感アップです。
ちょっと手抜きで市販のチルドピザも薪ストーブ炉内ならワンランク上の味に焼き上がります。
薪ストーブ入れてよかったな~と思える瞬間です。笑
ただ、特に生地から手作りする際など
・キッチンが打ち粉で汚れる
・慣れないと上手く生地を広げられない
などちょっと面倒なもよくある話。
今回は、その辺りもカバーしつつ、
餃子皮を使った「超簡単で、安くて、パリパリの」クリスピーピザを作りたいと思います。
■材料と道具
- 餃子皮
- ピザソース(今回はケチャップで代用)
- 溶けるチーズ
- 具材はお好みで…
で、道具はコレ!!
及源のピアットです。
薪ストーブでピザを作るなら是非おススメしたいのが、及源のピアット。
こんな感じで着脱式の取っ手が付くのですが、その長さ、持った感じの重量バランス、質感など最高です。
ほんのちょっとお値段しますが、買う価値あり。
このピアットの部分だけ冷蔵庫で冷やし、お皿としてお刺身とかサラダを盛って出してもお洒落ですよ。
(蓄熱するので保冷したまま食べられます)
■作り方
なにはともあれ、薪ストーブをガンガン焚きましょう。
薪ストーブの炉内調理の場合、メニューに応じて「熾き火の量・強さ」を調整する必要がありますが、
ピザの場合は最高火力です。
熾き火もたくさん溜めて、ピザの出し入れも火傷に気を遣うくらいの火力…
こうすれば「ピザ釜で焼く本物のピザ屋さんにも負けない高火力」で焼くことができます。
家庭式の電気オーブンレンジなんて裸足で逃げ出す熱量。
ということで、まずはガンガン焚くべし。
その間に料理の準備です。
① 餃子の皮を並べる
ピアットに餃子の皮を並べます。
② 具材を盛り付ける
ケチャップを薄く塗り、溶けるチーズはじめ具材を盛り付けます。
今回は椎茸とオニオン、ソーセージを乗せました。This is ありあわせ。
あ、そういえば庭でバジルがまだ生き残ってましたのでそれも乗せましょう。
仕上げにお好みでオリーブオイルとかを垂らしても良いと思います。
これで準備完了です。皮の準備がゼロなので物凄く簡単。
③ パリッと焼こう~瞬間の勝負
熾き火が十分に溜まって、まだユラッと少し炎が上がる
この位の炉内になったら軽くならしてゴトクを設置します。
火傷に注意ですよ!耐熱手袋は必須です。
あとはピアットを炉内に入れて扉を閉めます。
焼けるまでの時間:約30~40秒!!
通常のピザよりも圧倒的に皮が薄く、焼き時間も更に短いため油断すると丸焦げになります。
折角なので動画にしてみました。
非常に地味な動画です。そして画面が揺れるのは手が熱くてアチアチしてるからです。
④ 完成
あっという間に焼けました。
パリッパリですよ!
■完成!!
これが餃子皮のピザでございます!
とにかくパリッパリのクリスピー!!
そして面倒な切り分け作業も無く、片手で気軽に食べられる。
味も「これ餃子の皮?」というくらい違和感ないですし、
お腹に溜まり過ぎないのでお酒片手におつまみにもなります。
■具材を揃えて一口ピザパーティーも楽しい
あっという間に焼けますので、
具材をいろいろ取り揃えてパーティーメニューにしても面白いです。
なんせ準備が簡単ですし、打ち粉でテーブルを汚すこともありませんし。
一口サイズなので、それぞれ好きな具材を選べますしね。
ということで、普通のピザ以外も少しやってみました。
・「クリームチーズとブルベーリージャムのピザ」「チーズと蜂蜜のピザ」
これもあっという間に焼けますよ。
焼けました。デザート系ですが、パリパリ&濃厚で旨いです。
・残った皮はおせんべいに
もし餃子皮が余ったら、おせんべいにしてしまいましょう。
薄く醤油を塗って炉内で焼きます。
これもあっという間にパリッパリの醤油せんべい!!
これ、うちの子供大好きでパリパリ食べます。笑
ただしポロポロ屑が落ちるので掃除必須ですが。
■まとめ
薪ストーブで定番のピザ、は楽しいですがちょっとお腹に溜まりすぎるし準備も大変…
そんな時は「餃子皮のピザ」が手軽で美味しく、おススメですよ!
・準備がとにかく簡単で、打ち粉でキッチンが汚れない
・コストが安い(餃子皮1パックで100~150円くらい)
・薄いのであっという間に焼ける。
・一口サイズなので切り分ける必要が無い。
・お腹に溜まり過ぎないのでオードブル的に何枚でもいろんな味を食べられる。
うーん、なかなかのメリット。
意外に過去で一番おススメできる薪ストーブ料理なのでは…?
ぜひお試しください♪