相変わらず薪ストーブの料理活用に精を出しております当ブログ。
「いいかげん炉内調理を」とも思いますがやはり今回も天板調理で更新です。
■薪ストーブの天板料理の限界?
通常ドブレ640CBは天板が二層構造なのでそこまでの高温にはなりません。
せいぜい200~250度です。そしてそこに至る温度上昇もゆっくりです。
うちのドブレ640は天板裏のインナートッププレートを外して運用していますので、ノーマルと比べると格段に早く熱くなりますし、300~350度くらいにはなりますが…
ただ、その温度をもってしても苦手なことがあります。
「高温炒め」
これです。
具体的には、高火力・短時間で野菜を炒めるとか、チャーハンを炒めるとかを「正道に」行うのはちょっと厳しい気がします。
(多分他の機種でも苦手なんじゃなかろうかと思います。モキなら400~500度までいけるのでOKかもしれませんが。)
まぁ、そこはそれ。
正道がダメなら邪道でもなんでもやったろう、というのが当ブログの持ち味でもありますので、今回はそこをなんとか、まぁなんとかやってみます。
■天板でチャーハン作るよ!
チャーハンと言えば、昔懐かしのこのAAでありますな。世代がバレますが。
(AAは簡単に崩れるので画像。)
ということでこの画像のように中華鍋やフライパンをフリフリして作るのはちょっと厳しいので、その辺りちょっと工夫します。
美味しいかどうかは別問題ですけど。
楽しく作れて楽しく頂ければそれは一つの正解ということでひとつ。
【今回のメニュー 基本の玉子チャーハン】
①余熱
先ずは薪ストーブの炉内は全開でガンガン焚き。
そして天板の上でフライパンを余熱します。
蓋をしておくことが大切。
鍋の熱伝導率にこだわる当ブログとしては、もっと良い鍋(アルミ、銅、鉄鍋)を使いたいところですが、残念ながらフライパンはステンレス+テフロンのやつしか持ち合わせがないのです。
↓こういう熱伝導の良いアルミのフライパンもいずれ一つ欲しいですけど、IHが使えないからなぁ。鋳鉄は保温性は高いですが実はそこまで熱伝導率は高くありません。
②油を多めに引いて、溶き玉子を入れる。
多目の油をひいて溶き玉子を入れます。
そしてすぐにまた蓋。熱を逃がすな。
隣にご飯もスタンバイしております。
③ご飯を投入
まだ玉子は焼けてませんが、ドバァっとご飯を投入。
そしてすぐにまた蓋。
展開が速いので結構忙しいです。
④時々かき混ぜる
蓋をサッと外しては手早くかき混ぜます。
混ぜたらまたすぐに蓋を戻す。
これを繰り返します。
コンロの直火には敵わないとは言え、300度以上ありますからすぐに熱が回ってきます。
⑤味付け
なんかそれっぽくなって来たら塩コショウをひとふり。
中華だしを入れたり、香り付けにちょっと醤油とかごま油を垂らしてもいいですよね。
個人的にはコッテリした味にしたい時はオイスターです。
⑥完成
お皿に盛り付けて完成です。
いやしかし、あまりに潔すぎるチャーハン…。
せめてネギくらい入れればよかったな。
薪ストーブの前にしたらもうちょっと見栄えが良くなるかと思いましたが
特に変わりませんでした。
そして味も普通のチャーハンです。
良かった点は、最初にしっかり油を使ったこと、とき玉子に火が通っていないタイミングでご飯を投下し、一粒一粒にまとわせることが出来たため思ったよりもパラパラしてます。
■まとめ
薪ストーブの天板でチャーハンは
作れます。一応!
でもあえて天板を活用するメリットはないかな。
ガスコンロとかIHコンロでやった方が美味いです、きっと。
以上!!