とっても良い紅玉が手に入ったのでジャムを作った前回。
超絶おいしかったですなぁ…
やっぱり加熱調理の楽しみが紅玉の大きな楽しみですね。
今回は第二弾ということでアップルパイに挑戦したいと思いますが、
正直、誰でも出来ます。
要は「乗せて焼くだけ」!!
めちゃくちゃ簡単ですよ。
■炒めるだけ。超簡単りんごコンポートの作り方
具になるリンゴのコンポートをあらかじめ作っておきます。
これも手順はめちゃくちゃ簡単です。
「材料をちょっと炒めるだけ」です。
リンゴを一口大に切ったら
- バター 適当
- 砂糖 適当
- レモン汁 ごく少々
で炒めます。
汁が出てきて表面がしんなりしてきたら完成です。
まだ半生ですけど、全然OKです。
中まで火が通って無くても、余熱で火が入りますし
そもそも後でストーブ炉内に入れますからね。
余裕のある方は、ちょっと洋酒やシナモンなどのスパイスを足してみると良いです。
グッと大人な風味になりますよ。
紅玉は皮の色素が豊富なのでそれだけで十分な色が出ますが、もし他の品種を使う場合は赤ワインを少し入れるのがおすすめです。
とても良い赤い色がつきますし、味わいも深くなりますよ。
■超簡単ポイント!パイは乗せるだけ。
今回使うのは手のひらサイズの15cm(6インチ)スキレットです。
蓋は使いません。
ばっちり使い込んで酸化皮膜が黒光りしています・
正直、薪ストーブの炉内で1~2人分を簡単に作るならこの位のサイズが丁度いいですね。
なにより大きなダッチオーブンでワンホール焼こうとしたらかなり時間が掛かりますし
底を焦がさずに焼くのはかなり火力調整が難しいです。
6インチ程の手頃なサイズならかなり失敗しにくくなります。
パイシートは市販の冷凍物を使いましょう。
正直、パイ作りの一番面倒かつ失敗しやすいのが生地作りです。
冷凍パイシートならほぼ失敗しません。
パイシート万歳です。
2枚、室温で解凍しておきます。
ついでに卵黄を解いて少し水でのばしたものを用意しておきましょう。
ではパイを作りましょう。
一枚敷きます。
そして先ほどのリンゴコンポートを乗せます。
量は好みですが、3~4切れが程ほど良いバランスかと。
で、同じサイズのシートを上に乗せます。
あとは表面にも卵液を薄く塗って準備完了!
長辺の両端を卵液で接着しておくと焼き上がりがきれいになります。
※ちなみに左側のは材料が余ったので適当に作った奴です。笑 ちょっと残念なルックス。
■薪ストーブ炉内でスキレット・アップルパイを焼こう
薪ストーブの炉内に熾き火を溜めます。
ピザを焼く火力よりは少し、でも焼き芋を焼く火力よりは強く。
要は20分くらいで表面がキツネ色になるのを逆算した火力を作るのですけど…
ここは経験と勘が要ります。笑
正直、一番難しいのは火力調整です。
ストーブによって全然違いますし。
良いタイミングになったら
炉内にゴトクと網を置き、先ほどのスキレット2つをセットします。
後は待つだけ。
少しずつ膨らんでいくのを眺めましょう。
焼き上がりまで大体20分くらい。
表面がキツネ色になり、十分に膨らんだら…
完成です!!
なかなか良い感じ。
ちなみに20分間も炉内に入れたスキレットはかなり熱いです。
軍手では数秒ももちませんので、必ず耐熱手袋を使いましょう。
薪ストーブ料理をするなら必須アイテムです。
キャンプ薪ストーブでも同様です。
安くて性能の良い商品たくさん出てますし。
■これが薪ストーブ炉内で作った乗せるだけアップルパイだ!
ということで「乗せて焼くだけ」のアップルパイが出来ました。
切ってみましょう。
サクッ!!
ウホ、いい音…
断面はこんな感じ。
どんなもんでしょう。
これはもうバッチリではないでしょうか。
焼きたてを自家焙煎コーヒーと一緒に…
おおお、最高です!!!
焼きたてのアップルパイは、温かくてサクサク・フワフワ。
バターの香りが全然飛んでいません。
リンゴの甘酸っぱさも活きています。
量も2人でちょっと食べるには食べ切りサイズで丁度良いですね。
薪ストーブの炎を眺めながら、至福の時間です。
とにかく簡単。
小スキレットサイズで作ることで焼きの難易度もかなり下がります。
よろしければ今季のストーブ料理にお試しくださいませ!!
次回、焼きリンゴで締めます!