ということで、薪ストーブでリンゴ料理も三連発でございます。
アップルパイは特に評判良かったようです。偶然です。
今回は基本にして最強。
作り方次第で魔性の食べ物に変身する
究極の「焼きリンゴ」を作ってみましょう!
ちょっと言いすぎか。笑
■作り方は基本焼くだけ。焼き加減もお好みで。
今回も長野六識園の高橋さんが栽培された紅玉を使います。
しっかり日光を浴び、赤を通り越して黒ずんだ皮。
もう加熱調理してくれと言わんばかりの存在感です。
今回の焼きリンゴばかりは必ず紅玉を使ってください。
砂糖を結構使うのでかなりしっかりとした酸味、身の硬さが必要になります。
そして焼きリンゴのするなら必ず持っておきたいのが「芯抜き」です。
これ、普段リンゴを剥くときにも重宝しますよ。
最初に芯抜いておけば後は適当に切るだけですからね。
(皮は健康に良いので食べましょうねw)
値段も安いもんです。
秒で芯が抜けます。マジで秒です。マジで芯抜く5秒前です。
まーたこうやってアホな広告を貼る!おバカ!
気を取り直して
空いたホールにバターとシナモンシュガーを入れます。
バターは8gの1かけら。シナモンシュガーは楽なのでこれを重宝してます。
コツは、バター、砂糖の入れる順番と量です。
バターを指で奥までぐいぐい詰め込んだら
蓋をするように「たっぷり」シナモンシュガーを詰め込みましょう。
リンゴを加熱しただけで十分甘くて美味しいのですが、こうして砂糖を使うことで
「バター&果汁で溶けた砂糖がリンゴ表面で軽く飴化する」
こいつがコツです。
もちろん完全に飴化するわけではないですが、表面がテリッと、パリッと、色よく仕上がります。ここを狙います。
で、アルミホイルで包む。必ず包んでください。
どっこが上かマジックとかで印つけとくと良いです。
肝心のストーブの熾き火はこんな感じ。
天板温度も少しずつ下がってきてドブレ640の天板温度150度とかそのくらい。
多分ふつうに焼きリンゴするよりは少し高めの温度です。
まぁこればっかりは経験と勘です。笑
熾き火に直接触れないように、一番手前に置きます。
熾き火に触れるとそこだけ焦げますからね!注意です。
あとはしばらく放置。
リンゴ自体はもともと生で食べられるので焼き時間はお好みです。
10分くらいで身が温かくなった頃が好きな方もいるでしょうし、かなり焼きたい方もいらっしゃるでしょう。
今回はルビーのような魔性感を出したいのでじっくり時間を掛けて焼きました。
時間にして約1時間放置です。
お茶でも飲んで待っててください。
■魔性のルビー焼きリンゴ完成
ということで炉内から取り出したるこのシルバーボール。
あっちあちの焼きリンゴ完成です。
Majiで熱いので注意です。
あと柔らかいので持ったときに潰さないように優しく持ちましょう。
開けるとこんな感じ。
お分かり頂けたでしょうか?
このルビーのような赤。光沢。
砂糖と果汁、バターが高温下でじっくり仕事をしてくれました。
味はもう、狂おしいくらい甘い。笑
でも紅玉は元々の酸味もしっかりしてるので、これくらい砂糖使ってもバランスが取れるというか、負けません。
バターも効いているので甘ったるい感じではなく、リッチな感じ。
そのまま食べても美味しいけど、折角だからアイスクリームや生クリームで更に凶悪にするのもおススメです。
少し暗かったのでアイスの色が白飛びしてしまいましたが…
まぁ間違いない組み合わせですよねぇ。。。
火が落ちたストーブに再度、焚き付けと薪を足して再稼動。
あったかいお部屋で食べる焼きリンゴwithアイス
最高でございました。
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ということで今回でリンゴ3部作、終了です。
果物の中でも特にリンゴは加熱調理のバリエーションが広いので薪ストーブ料理でも存分に活かせると思います。
みなさん、それぞれの楽しみ方でこの冬をさらに豊かなものにしていきましょう!!