薪ストーブは自宅にあるので、当然と言えば当然なのだが…
新型コロナウイルスのため、あまりレジャーに出られない昨今。
家で行えるいろいろな楽しみ方を積極的に展開していきたいと思います。
ということで、(いつもと同じですが)炉内調理!!
実は4月に入り気温も上がり、暖房をフル回転しなくても良いこの季節こそが
実は薪ストーブ料理に最適な季節だったりします。
■春は薪ストーブの炉内調理にぴったりな季節
なんでこの季節が最適かと言うと「熾き火のタイミングになりやすい」からなんです。
【秋~冬】
秋~冬は、寒い部屋を暖める&暖かさを維持するために薪を次から次へとくべて行きますね。そのおかげハイパワーのエアコンでは到底実現できないほどの暖かさ・気持ちよさをもたらしてくれるのですが…
しかし薪ストーブの炉内は常に炎がメラメラと燃え盛っているわけで…
こんな所に食材なんか入れたら一瞬で黒焦げになってしまいます。笑
(こんな炉内では一瞬で黒焦げです。薪ストーブ料理で最も高火力となるピザですらNG。)
薪ストーブの炉内調理はこういう「適度な熾き火」がマストなのです。
(こういう炎が上がっていない、炭火のように赤くなった薪が下にある状態がベスト)
しかし冬場にそんな「消えかけ」の炉内になるのは就寝前とかで、どうしてもご飯のタイミングに合わせにくいんですよね。
【春】
その点、春は暖かいのでガンガン焚く必要はありません。
せいぜい数回の追加薪をすれば暖房としては十分。
焚き付けをして初回の薪で巡航温度まで上げたら、後はそのまま自然鎮火させるような使い方が多くなる季節です。
つまり「消えかけ」=「熾き火」のGoodタイミングに遭遇しやすくなる季節と言う事ですね。
なかなか外に遊びには行けませんが、折角「気軽に炉内調理が楽しめる季節」、
これを活用して楽しくやっちゃいましょう!!
■今回は簡単ジャンボ焼き鳥!
材料は…
- 鶏モモ肉
- ハチミツ
- 醤油
- スパイス(お好みで何でも)
…焼き鳥というか、BBQチキンかもしれませんね。
①タレを作る
ハチミツと醤油、スパイスを混ぜておきます
今回は塩コショウを使いましたが、ここはお好みで何でもOKです。
②鶏肉を漬け込み
ブツ切りにした鶏肉をタレに放り込んで、軽くモミモミしておきます。
別に絡めばいいので、長時間漬け込む必要はありません。
③鉄串を打つ
鉄の串に通します。
これで準備完了。簡単でしょ。
ちなみに必ず鉄の串にしましょう。
竹串だと露出しているところが焦げ落ちます。
鉄を伝って中に熱が入りやすくなりますしね。
④薪ストーブの炉内で焼く!!
炉内の熾き火はこんな感じ。
火かき棒で軽くならしておきましょう。
先ほどの串を網に乗せて…
そのままゴトクの上に乗せる。
ゴトクは高さのある物の方が「強火の遠火」になり遠赤外線効果で美味しく焼けます。
⑤しばし待つ。
扉を閉めてしばし待ちましょう。
一瞬で黒焦げになるような火力ではないので焦る必要はありません。
時々は扉を開けて焼き加減を見たり、ひっくり返してあげたり。
焼きムラが出ないようにちょっと場所を変えてあげたり。
良い匂いを感じながらお世話してあげてください。
⑥完成!!
もう良いかな~と思ったら完成です。笑
完成!!
ちょっとだけ焦げた部分もありますがご愛嬌!
美味しそうです。串で火傷しないように注意です。
外側パリッと香ばしく、中ジューシーに焼けました!
甘味の有るタレが食欲を誘います。
大きくてボリュームの有る焼き鳥でしたが、あっという間に家族の胃の中に落ちていきました。笑
惜しむべくはお昼時でビールが飲めなかったことです。笑
■スキレットで焼いてもOK
串に刺しきれなかった鶏肉をスキレットに乗せて焼いてみました。
こっちの方が簡単かも?
途中経過を撮影し忘れましたけど完成形はこちら!!
①まずは鶏肉のみを乗せて炉内で焼く。
②ある程度焼けたら隅に寄せて長ネギと生卵を入れ更に焼く。
③完成!
鉄スキレットでも良いし、こういう取っ手が金属でオーブンに直接入れられるミニフライパンでもOKです。
網とかを掃除しなくて良い分、こういうスキレットに材料全て載せて焼いたほうがラクかもしれませんね。
■調理後は薪を追加して焼き切ればOK
炉内調理をした後は、細い薪→中薪を足して一度しっかり炎を上げさせましょう。
こうすることで炉内の鶏肉の匂いや汚れが一気に焼き切れます。
もちろん調理中も室内に匂いは戻って来ませんよ!
ということで、今回は「自宅で楽しむ」をテーマに春に最適な炉内調理をお届けしました!
もちろん焼くものは何でもお好みで!
好きなものいろいろ焼いちゃいましょう!
レッツお部屋バーベキュー☆