今回は、薪ストーブ特に「ドブレ640に限った」ニッチすぎるテーマなので正直すいません。読める人のみどうぞ。
・ドブレ640の炉内について
ドブレ640の炉内天井(いわゆるバッフル板)は、後方から前方に緩やかな曲面になっています。したがって「炉内の奥は天井高が低く、手前は天井高がある」形状。
(写真:メトス様)
その形状には理由があって、それによって作られる絶妙な空気の流れが、美しい炎、煙突方向へのスムーズな排気をもたらしています。
きっとドブレの設計陣が綿密に研究したどり着いたカーブなのでしょう、この形状はドブレ640/760以降の機種にも採用され続けています。
ただ、一方でそのぶん炉内がちょっと狭くなるというデメリットもあります。通常であれば何も問題ありませんが、こと炉内調理となると工夫が必要です。
・炉内調理について
まさに今回のテーマ「うちのダッチオーブンが炉内に入らない」のです。マイガッ!!
これがうちのダッチオーブン10インチ(ノーブランドの激安品)。外寸入れてみました。
これをメトス純正のクッキングスタンド「G109」で使うと…
ハハッ!!入らないよ!!!!
炉内奥の高さがたりず、その分前方に設置しないといけないため手前がはみ出しています。当然、ガラス扉も閉まりません。
仕方なくクッキングスタンドを使わずに炉床に直置きしてみる。
うん、これなら余裕で入るね。
でも炉床に直置きってのもねぇ。絶対鍋底の食材が焦げるよね。
やっぱり、クッキングスタンドを使って尚且つこの鍋を炉内に入れたいなぁ。
・クッキングスタンド(G109)を考える
話はちょっと変わりますが、最初クッキングスタンドは各社純正品を中心に検討しました。
kanaya.hatenablog.comその結果、メトスの純正品「G109」を購入したわけですけど、実際使ってみて思うところが多々あります。
- まず重い。
- リフターも付属しているが使いにくい
とにかく重い。重すぎる。熱っつい炉内に出し入れするのに、片手では持てない重さ・取り回しのしにくさは何なのか。
カタログでも寸法の記載はあるが、重さの記載はないため今回計測しました。
- G109の重さ:2.6kg
多分これは検索しても見つかりにくい情報なんじゃないでしょうかね。
「熱い炉内に入れる際に慎重かつ精密な動作」をするのにこの重さはネックです。だって2Lペットボトルより重いんですよ!?腕プルプルでやってます。
ぜひ、メーカーさんは耐熱性、安定性はそのままに「軽さ・取り回しのしやすさ」も考慮して改善して欲しいと思います。
(↑まぁ、あきらめて8インチのDOというのが一番いいような気もしますが…。次回に続く。)