薪ストーブで冬眠したい

薪ストーブのある暮らしについて情報発信します。ときどきる育児ネタ。静岡県中部。ドブレ640CB

ドブレの新製品ROCKがかっこいい

ちょうど一ヶ月前くらいになりますが、ドブレの新製品ROCKシリーズが発表になりました!

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※ 画像:メトス様

これは、640/760CBJ ⇒ Vintage35/50に続く新定番となるか!?
普段はあまりネットで調べただけの記事は書かないようにしているのですが、

 

今回は思い余って書いてしまいたいと思います。

一番の衝撃「エアーの調節が一つしか無い!?」

今回給気コントロールを行うのが…ディスク状のダイヤル

そして今までのドブレ製品であればもれなく一次空気調節、二次空気調節と独立していたものが今回、一種類のみの空気調節になりました。

空気の調節ツマミが一つだけ、というのはヨツールを彷彿とさせますが、調節ノブのデザイン変更といい、これはなかなかドブレにとっては革新的な方向転換だと思います。

デザイン「ドブレならではの鋳鉄の美しさは健在」
いやはや、かっこいいです!!!

このシンプルな無駄のない美しさ、鋳鉄の質感がやはりドブレの特筆すべき所ですね。

ROCKシリーズはRの滑らかさが特徴的なデザインですが、Vintagaシリーズほど天板の傾斜がないので鍋やケトルなどの置き場所にも気を使わなくて良さそうです。

天板の調理性能はどうだろうか?
天板がしっかり熱くなって、天板の上でお湯が沸かせるか、鍋で煮込めるか…薪ストーブの本体選定においてドブレ製品を検討する場合、ここが引っ掛かる方が多いようです。

かつてのドブレ製品を見てみると、ドブレ700SLは天板が一枚構造ですので天板温度も高く調理が行いやすいです。

で、続いてリリースされた640CBJ/760CBJ、Vintage35/50からは天板の下にインナートッププレートが配置されるようになり、給気のプレヒートや更なる機密性の向上になりましたが、一方で天板が二重構造になり、天板調理がしにくくなりました。(実際はインナートッププレートを外して使用すると言う荒技も可能)

 

今回のROCKシリーズにおいても、最近のドブレ製品の流れを汲み、天板は二重構造になっているようです。

 

なので天板料理には少しパワー不足かもしれませんが、一方で「一番温度の高いところを経由し、しっかりプレヒートしたエアーを供給する」メリットは従来の製品よりも更に追及され、燃焼効率アップにつながっているものと思います。

これをデメリットとるか、メリットととるかはユーザー自身と思います。

 ↓ 参考 メトスナゴヤ

Dovre社の新製品「ROCK」シリーズ | 薪ストーブ PICK UP | METOS NAGOYA

燃焼は640CBJよりも更に緩やか?揺らぎが美しい印象

そして動画で見る限り、ドブレならではの豪快な炎から、揺らめく炎までコントロール性も良く、良い燃焼を見せています。


Dovre ROCK350

強いて言えば、他のドブレラインナップと比べると、空気を絞った時によりゆったりとた炎の動きが出ているように感じました。これもドブレならではの製造品質の高さ、高い機密性と研究された炉内のエアーの流れによるものだと思いますが、最近の製品だと他社製品ですが、Heta Inspireシリーズの炎に近いものを感じました。(この両者はバーミキュライトで覆われた炉内、ツマミ一つでエアー調整が共通している。ただしROCKは鋳鉄。Hetaは鋼板&鋳鉄製。)

Heta(ヒタ)の薪ストーブ【薪ストーブのファイヤーサイド】

 Hetaも素晴らしいストーブですよね。立ち上がりが速い、炎を美しく魅せる、という点においては日本市場の嗜好にとても合ったストーブだと思っています。今回のドブレROCKより更に炎のゆったり感は強いかもしれない。

 

この上記二機種は、自分が今使っているドブレ640CBJに機種決定した後に発表されており、 当時自分は迷うことすらできなかったけれど、きっと今ならば凄く迷ったはずです。それくらい魅力的。
これから機種選択をする方はラッキーだなと思います。笑

 

 

 

ということで、今回はマジで薪ストーブに興味がある方のみの内容になってしまいまして申し訳ありません。なんせ薪ストーブ(を中心にした)ブログなので…。しかし、何はともあれ、ともかく今回はドブレROCKです。まだ特約店などのショールームにも並んでいないため、実機を見れていませんが、機会があれば先ずは実機を見に行きたいところです。また見る機会があればレビューしたいと思います。

では。