今までへたっぴな料理を羞恥的に公開してきた当ブログ。
何度も書いていますが、当ブログの目的は「薪ストーブのある良い暮らし」を1ユーザー目線で発信していくことで同好の士が増えること、そしてあわよくばその流れの中でガヤさんの交流の幅が広がる。というところが狙いです。
なので、実は別に料理だけにこだわる必要はこれっぽっちも無いのです。
が、やはり薪ストーブの魅力を語るうえで料理というのは「暖かい」「炎が美しく癒される」に並ぶか、もしかしたらそれ以上に訴求力のあるテーマのようで、それら関連の検索ワードでいらっしゃる方もいらっしゃいます。
確かに、思い返せばガヤさんが薪ストーブ導入を現実的に考え始めたのも、某モデルハウスに設置してあったピキャンオーブンを目の当たりにしてのこと。
そして実際に薪ストーブを使い始めてみると、まさにその特性が料理にも効果的で、非常に親和性が高いということを実感しています。
今後もできることなら薪ストーブで焚く薪の熱エネルギーを有効活用し、あわよくば電気代節約、あわよくば美味しい物を食べようと常々思っているところです。
■ということで本日のテーマ
当ブログを今まで見て頂いている方ならお分かりかもしれませんが、今まで掲載してきた料理はほぼ昼食、夕食、おつまみ作成でして…
実は朝ごはんに活用することがほとんどありません。
というか、ガヤさんにはできません。
勿論これにはちゃんと理由があります。
良いですか、これも薪ストーブの一つのリアルですよ。
(ただし、ドブレ640に限る 笑)
今日はそんなお話です。
■鋳鉄製の薪ストーブは温まるまで時間がかかる
もう、最初に出しちゃいますがこれが答えです。
そうです。時間が掛かるんです。
薪ストーブってとっても暖かいです。
じんわり、木漏れ日のような暖かさが部屋中に広がり、非常に気持ち良いです。
ただ、一方でそのような穏やかで長時間続く輻射熱を放つ鋳鉄製ストーブは速暖性という点では非常にやっかいです。
なにせ相手は100何十キロもする鉄の塊。先ずはそれを温めなければなりませんから、着火してすぐに部屋が暖まるわけではありません。
ドラフト性能に優れたドブレ640、そしてストレート施工の断熱二重煙突、2年夏を越えた乾燥薪をもってしても30分~1時間はかかります。
家全体を十分に暖めるのであればもっと時間がかかります。
(もちろん一回そこまで暖めれば比較的長時間それが続きます)
※ 鋳鉄製ストーブについてはかなり厳しいのですが、鋼板製ストーブの場合かなり事情が異なってきます。もし即暖性の高いストーブを求めるなら鋼板製のものをすすめます。詳しくはこちら。
■朝は忙しい→そもそも焚かない
ガヤさんちは共働き&娘ちゃんは保育園なので、朝は非常に忙しいです。
- だいたい朝6時~6時半起床。
- 7時ご飯。
- 7時半みんな出発。
起床してすぐにストーブ着火しても、暖まってくる頃には家を出なければならない。
そのあと家は一日誰もいない。
なのに焚きますか?って話ですよ。
当たり前ですが、焚かなければ料理することもありません。
■休日は?
平日は忙しい。では休日は?
もちろん、休日であれば朝から焚きます。
ただ、ここでもう一つの問題が。
朝は一日の中で一番冷え込む時間帯である。
= つまり薪ストーブをフルパワーで焚かなければならない時間帯。
朝、起床して着火。
↓
フルパワーで燃やす。
↓
暖まってくる。
↓
朝ごはん食べたい。
↓
でも、今度は薪ストーブが高温すぎてすぐには調理できない。
↓
調理に最適な温度帯、炉内の熾火になるのを待つ。
↓
朝ごはんのベストタイムからは1~2時間遅れる。
↓
やっぱり朝ごはんには活用しない。
…まぁ、これはほぼ炉内調理に頼らざるを得ないドブレ640の特性によるところも大きいので、天板調理が可能な機種であればこの限りではありません。(正直、ガヤさんここについては他の機種がめちゃくちゃうらやましいです。)
■そんなこんなで
いろいろと書きましたが、つまりはあれこれ難癖・理由をつけて朝さぼっているわけですよ。
ある日の早朝。6時前。
まだまだ暗い。
次回。
そんなガヤさんが一念発起!の巻!!
(いや、自分で言うのも何だけど、前フリ長いよ!ということで長文の割には中身のない感じで次回につなぎます。チャオ)