卵の直火焼きだなんて、
ガヤさんちょっとおかしくなった?
と思われそうですが、、、
大丈夫!元々です!
さて。
昔、大学生だったころかな。
東南アジア放浪を愛好する友人から「あちらでは生卵を殻のまま焼いて屋台で売ってる、それがまた美味い」と聞いたんですよ。
もうね、実はそのときからいつかやってみたいと思っていました。
でもなかなかその機会は訪れなかった。
だってね、殻付きの卵焼けますか??
怖くないですか!!??
ガヤさん怖くてとてもできなかった。
だって明らかに爆発しそうなイメージじゃないですか。
オーブンとかグリルで爆発したら後片付けが大変だし、
野外のバーベキューでも最悪他の食材に被害が及んで仲間から非難の嵐になる可能性もある…
ということで、頭の片隅にありつつちょっと忘れてた。笑
だがしかし、
ついにその日がやってきた!
なんせ今は薪ストーブがあるからね。最悪、破裂しても怖くない。
汚れたらガンガン焚いて汚れごと焼いてしまえばいいし。
それにほら。もう酉年も終わるしね。
これでチキン野郎ともおさらばです。
…
なんか上手いこと言えた気がする!!
ということで、ジャスト ドゥー イッツ ナウ!!
■材料!
- 卵
…………以上!!
えっと。
…多分これ以上シンプルな料理はないんじゃないかな。
以前、静岡の郷土料理「さくらごはん」「たまごふわふわ」を紹介した時も「流石にちょっとシンプル過ぎるかも」とか「材料少なすぎだろ」とか思ってたのですが、まさかその上をいくネタがあるとは。
気が向いたら読んでくださいな。
■方法
OK、話はいたって簡単だ。
弱めの熾火になった炉内に網。その上で焼くだけ。
最悪爆発してもストーブ炉内だから大丈夫だろ…、と高を括りつつレッツトライ。
① 卵は室温に戻しておく
② これくらいの弱火の熾火。
③ 焼く!
焼いていくと、卵の表面が汗をかいていきます。熱かろう熱かろう。
④ 完成!!
結局、30分くらい焼きました。
ちょっと割れてます。
■試食タイム
もうね、食べる前から
香りが凄くイイ。
なんていうか もちろん玉子の香りなんだけど、今までにないくらい香ばしくて芳醇な玉子の香り。
そして殻を割るのがめちゃくちゃ熱い!!!!
根性で剥く。
それではいただきます!
…なにこれ普通に旨い。
普通のゆで卵より断然味が濃い。
そして黄身のホクホク感も段違い。
白身は内側はプリっと、外側の過熱が強い所はゴワっとした食感。
思わず二つ目にも手が出てしまった。
ガヤさん、子どものころ「玉子は一日一つまで」と言われて育ったタイプだからちょっと背徳感あるんだけどー。
でも旨いねコレ。
完食です。
■まとめ
焼き卵は正直ネタでやろうと思ったんだけど意外なほど美味かったです。
今までなかった卵の味わい再発見的な感じでとても新鮮でした。
- 薪ストーブでやるなら弱火の熾火で
- 卵が爆ぜる程度なら(多分)ガラスは割れないだろうからご安心を。
とは言いつつ、アレだ。
なんか酉年の終わりに上手く締まった気がするなぁ。笑
興味があれば是非お試しあれ。
やろうと思えば、トースターでもオーブンでもやれるらしいですよ。
※ 自己責任でお願いします。
(大人になると冒険心と好奇心、遊び心がバラバラになるってーか、昔それらはもっともっと近い場所にくっついてたと思いません?ときに童心にかえり思ったことを素直にそのままやってみるのもまた一興。かと言って、来年は犬は焼きませんけど!あしからず、チャオ)