本当のタイトル「調子に乗ってパンを焦がした件」 笑
前回、10インチダッチオーブンに合うクッキングスタンドを購入し意気揚々としていたガヤさん…。調子に乗って「パンを焼き」「焦がしました」のでご報告いたします。
本当、人間調子に乗ると良いことありません。
以下「コイツこうやって書いてるけど、最後は黒コゲにしちゃうんだよな…」という残念な気持ちでお読みください。
・薪ストーブでパンを焼こう
パン自体はよく手捏ねで作っているので、さほど自分にとって目新しいことではないのですが、そこはそれ、せっかく薪ストーブが使えるようになったわけですので活用してみたいじゃないですか。
でだ。
薪ストーブ&ダッチオーブンを使いたいってのはちゃんと理由があって。
- 普通のオーブンレンジではハード系のパンが焼けない(焼けなくもないが苦手)
- なんでかと言うと、フランスパンをはじめハード系のパンを焼くことに重要なのは「湿度を保ちながら焼くこと」。オーブン内は乾燥するのでちょっと不向き。
- 霧吹きを使って湿度を足す方法もあるけど、ちょっとね。
- ダッチオーブンで密閉した状態で焼けば湿度がある程度鍋内で循環するので、上の条件を満たしやすい。
- (まぁ、DOやキャセロールに入れてオーブンに入れりゃいいじゃんて話は今回はナシで 笑)
まぁ、そんなわけでこの機会にハード系のパンも試していきたいな、と。そういう感じです。
・今回のレシピ☆彡
イメージはカンパーニュ風で。
こんな感じでどうか。コーンミールまたはそれに代わる物は必須かと。
※ さらに調整中
・手順
①計量
まぁ程々に。一応計ってます。
②適当にまぜる。
捏ねなくてOK
そしたらラップして冷蔵庫で12~18時間ほど低温で一次発酵。
③一次発酵後
こんな感じでブツブツ出てる。
④ガス抜きして再度丸める
手がべたべたになったので写真撮れず。
⑤室温で二次発酵
普通はバヌトンかごを使うんだうけど、持っていないので布巾&ボウルで代用。
くっつかないように、コーンミールをしっかり打ちます。
で、軽く包んで室温で3時間ほど。
⑥生地ができた。
水分量の多い生地です。ナイフで表面に十字を入れる。うまくクープが割れるといいのだけれど。
⑦ダッチオーブンの中に入れる
あちゃー、これも写真忘れた。すいません。
⑦ストーブ炉内に入れる。
しっかりとした熾火がありますね。
熾火を左右に避けて、クッキングスタンドを置いてその上にダッチオーブンを置きます。
行ってこーい!!
ちなみにこの時の炉内温度は放射温度計によると284度。(測る場所によって大分違うのであまり参考にはらないけど)
⑧焼く
そのまま30分ほど焼成。
⑨蓋を開けて更に10分ほど焼く
蓋を開けた瞬間に嫌な予感。
嫌な予感的中。
・今回の反省
はい。言うまでもなく熾火が多過ぎましたね。強火すぎましたね。
おかげで黒焦げのパンの完成でございます。
まぁ、でも一応表面はしっかり糊化して焼成した感じでハードな焼き上がりにはなった。全然不十分ですけどね。あとクープの開きもイマイチ。
断面も、気泡の入り方がイマイチ。かつ、膨らみも中途半端。ダメだこりゃ。
・今回のまとめ
もう、わたくしの不徳の致すところ全開でございます。反省いたします。
しかしながら、薪ストーブでのパン焼きは今後も可能性を信じ、練習を重ねていきたい所存。失敗は成功のなんとやら。
とにかく、温度管理を中心にやはり注意しておかないといけない点、難しい点が確実の存在し、それを自分なりに学習できたことが唯一の救いかな、と。
- 当然と言えば当然なのだけど、温度管理が難しい。
- そりゃそうだ、薪の乾燥度、量、樹種など不確定要素が多くて毎回同じような温度にコントロールするのは非常に難しい。
- ただ、条件さえ揃えられればハード系のパンを焼くのにはやはり向いていそう
ともかく精進あるのみ!!(あ~バヌトンかご欲しい。)