先日の「いもづる食べた」で書いたように、さつまいもを収穫したので母屋には大量のさつまいもがストックされている。
ご近所にも配っているが、やはりここは薪ストーブのシーズンインを迎えた我が家なので「焼き芋」を焼かない手はない。
■薪ストーブで焼き芋を焼く
一口に薪ストーブで焼き芋といっても、実はいろんな方法がある。
ざっと書いただけでも8通り以上思いついた。
まぁ、詳しいことはこちらでプロが詳しく解説されているのでそちらを。
普通焼き芋と言えば、「濡れ新聞紙で包んでアルミホイルで包んで焚き火にポイ♪」なイメージ。
確かにこれは内部が蒸し焼き状態になるし、アルミホイルがヒートシールドの役割をしてくれるので失敗なく焼ける。
これはこれでかなり美味しい。
ただ折角の薪ストーブ。遠赤外線効果を活用してもっと美味しく焼くには?というところを上記サイトで考察されています。
■炉内でそのまま焼いてみよう
今回はせっかくなのでアルミホイルは使わない方法を試してみたいと思います。
(というか、実は何回かアルミホイルで焼いてみたけどどれも普通に焼けてしまって何の面白みもなかった。)
うちのドブレ640では天板の温度が上がりにくいため自ずと炉内調理がメインになってきますね。
ということで今回は「炉内でそのまま焼く」でいこうと思います。
・下準備
とにかく熾火にしないとどうしようもない。ガッと焚き付けます。
しばし待つ。炎がおさまって、かつ熾き火も終盤になりかけてきたら投入のチャンス。
・網を入れて焼く
良い感じの炉内になってきたところで熾火を左右にどけて芋の直下が熱くなり過ぎないように調節。
いってこい!!
・60分経過
どんなもんでしょう。
熾き火は鎮火方向に向かっており、灰の下で小さな熾き火がくすぶっている程度。
ただ炉内はまだしっかり熱を持っています。
この時点で夜遅かったのでせっかくだけど、朝ご飯に回すことに。
なんてことはない、このまま朝まで放置しておけばいいのです。
・できた!
朝、取り出してみるとまだほんのり温かい。
再度ストーブに火を入れ天板の上で温め直します。
・実食!
割ってみると糖化はあまり強くないものの、多少蜜があって甘さが出ている。
そして食感はいい感じにほっこり。
味はどうか。
すごく美味い。ほどよく水分を抜きながら焼けたので、甘みが凝縮されています。食感はほっこり感も残しつつ、程よくねっとり。
あとはやっぱり香り。皮がパリッと焼けた香ばしさがあります。
■まとめ
今回は成功。
- 薪ストーブで焼き芋はワイルドに直火焼きも面白い!!
- ホイルで包んだりしなくていいのは本当に準備が楽。
- ただし、熾き火がおさまってきた頃が目安ですよ。
あまりに美味しく、簡単に(火加減は注意ね)焼けるので自分はもう次から全てこの作り方でいくつもりです。 薪ストーブユーザーの皆様にはぜひ、直火も試して頂きたいと思います。
(秋の味覚は秋のうちに。食べたい時が食べるとき。それでは次回もよろしくお願いします。チャオ。)