薪ストーブで冬眠したい

薪ストーブのある暮らしについて情報発信します。ときどきる育児ネタ。静岡県中部。ドブレ640CB

薪ストーブのあるクリスマス(なにはともあれ鶏を焼け!)

メリークリスマス!

 

いやぁ、何というか若いころはクリスマスに対する妙な切迫感というか、恋愛しなきゃならん的な、ある意味追い立てられるようなものがありましたが、今はまったくそういうこともなく…

つまり、非常に楽ですね。

 

言い換えるとクリスマスというイベントに対してほとんど当事者感がない。

 

(いや、子どもとクリスマスを楽しむ的なのはありますよ?)

 

クリスマスイブの夜に渋谷とか池袋に繰り出して、カップル爆発しろとか言わなくなりましたからね…

 

とがっていた部分が削られたのか、はたまた早くも枯山水か。

 

……。

 

…。

 

 

はてさて、そんなこんなで世間はクリスマスでございます!!

 

ガヤさんも一薪ストーブブロガーとしてですね、

今後薪ストーブを導入したいと思っている方の憧れを増幅し、

夢を醸成するという社会的使命がありますので… 笑

 

いっちょやりましょう!

 

クリスマスにぴったりの、

 

気合入ったやつやりましょう!

 

 

■薪ストーブとダッチオーブンで丸鶏を焼く

ということで、タイトル通り今回はローストチキンに挑戦です。

 

まぁ安直っちゃ安直ですけどね。

 

そもそも本邦における「クリスマスにチキン♪」というのは某KFCの広告戦略という話もよく聞くわけですが、そこはそれ。

 

こまけぇことはイイんだよ!!

 

長い物には巻かれていきましょう!

 

■材料

  • 丸鶏
  • 香味野菜 お好みの物を。(今回は人参、大蒜、長ネギの青い所)
  • 塩コショウとかハーブソルトとか
  • 冷凍ピラフ

今回買った国産若鶏中抜き 1.7kg 1381円也。安!

ちょっとデカすぎました。本当はもっと小さい方がいいと思います。

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そして使うのは10インチダッチオーブン

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※ こいつをドブレ640で使うにはちょっと工夫が必要なのですが、それは過去記事を参照。 

www.makifuyu.com

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■作りましょう

①丸鶏に塩コショウとかハーブソルトとかを擦り込む。

肉は室温に戻しておきましょう。

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「ちょっと塩強すぎじゃない?」というくらいが良いです。

 

②香味野菜も切って準備しておく

今回はこんな感じ。

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本当はタマネギとか、ジャガイモとか、マッシュルームとかも準備してあったのですが予想以上に巨大な丸鶏を買ってしまい、ダッチオーブンの空間に余力がなかったので使えませんでした。

 

③冷凍ピラフをお腹の中に詰める

今回は一番安いコレを使いました。

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本当はスタッフィングと言って、ジャガイモを炒めた奴とか、クルトンみたいなやつとか、もち米とか使うのですけれど冷凍ピラフでも十分に美味いです。

簡単だしね。

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焼く直前に詰めます。ぎゅうぎゅう詰めます。

 

この時に絶対気を付けておかなければならないのは、「室温で溶かしてから」もしくは「ちゃんとレンチンして温かくしてから詰める」ですね。

只でさえ鶏の内部は火が通りにくいので、冷たいまま詰めると生焼けにつながってしまいます。 ここだけは注意して頂きたいと思います。

 

詰めたら楊枝とかで穴を塞ぎます。手術の縫合のような気分でちょっと気持ちいいです。

 

 ④ダッチオーブンに入れる

ダッチオーブンの底には必ず網をして、鶏が直接触れないようにしましょう。 

焦げますのでね。

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隙間に香味野菜も入れて準備完了。

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⑤薪ストーブの炉内に入れる

今回の火加減は「高火力」が必要ですので、ガンガンに焚いて大量の熾火を作ります。

本体もしっかり蓄熱するよう温めたので、今回ばかりは天板温度が一時300度近くまで上がりました。

(※ ドブレ640は天板が二層構造のため他のストーブよりは天板温度が上がりにくいので、300度近いというのは相当にガン焚きということです。)

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 立ち上る火がおさまって、頃合いをみてゴトク・ダッチオーブンを入れます。

 正直このタイミングは勘とか経験とかそういう物に頼らざるをえないのでちょっとドキドキの瞬間ですね。その点ではガヤさんも今後研鑽を積まねばならないところです。

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鍋を入れると、次第にシューシュー音を立てて蓋から蒸気が漏れてきます。

この蒸気によって炉内が少しづつ冷めていってしまうので、最初にある程度強めの熾火、本体の温度を作っておく必要があります。

 

そんな炉内を観察しながら、だいたい1時間ほど焼きました。

 

⑥完成

鶏肉自体が大き過ぎたため鍋に触れてしまった部分や野菜類が焦げましたが、本体は無事。

全体的にはパリッと焼けました。

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オーブンレンジで焼くのとはまた少し違った香ばしい焼き上がり。

これも薪ストーブ&ダッチオーブンの遠赤外線の力でしょうかね。

(というかこのサイズの丸鶏に芯まで火を入れるって結構大変なのです)

 

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 お皿に盛り付け。

ちなみに人参以外の野菜類は全て炭になりました。笑

 

切り分けますと、お腹の中から肉汁を吸ったピラフが出てきます。

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これが美味いのですよ!!

 

実はこれ以降の写真がありません。笑

ぱくぱく食べてしまいましたので…。

 

■まとめ

そんなこんなでメリークリスマス!!

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一度はやってみたい薪ストーブでローストチキン

普段よりちょっとだけ特別感出ますよ。

 

(というか今回は薪ストーブというより、ダッチオーブンの要素が大きいのでダッチオーブン持っている方は一度はチャレンジしてもらいたい料理ですね。蓋をあけた瞬間のドキドキ感はやはり特別ですし、パーティー受けも抜群です!)

 

↓ ガヤさんの使ってる10インチDOはノーブランドなので紹介できませんが、個人的に次買うならコレだなと思っているのがユニフレームのDO。洗剤で洗えるしとても取り扱いが楽なのでおススメ。 

 あとやはりシンプルな料理なので鶏は良い物のほうが美味いです。

(今日もあっという間の30分。後書きのお時間でございます。サンタと言えばですね、島本先生も言っておられましたよ。「サンタになれ!」と。そう、サンタであれ!!Just Do It!今年も残りわずか、よろしくお願い致します。)


ドリームラッシュ!

(今回ちょっとクドかったかな、毎日咳が止まりませんで、かつ仕事も追い詰まっておりまして早くこいこいお正月。チャオ。)