今回は赤ワインに超絶マッチする超旨・簡単おつまみ
「鯖トマト」を作ってみたいと思います。
作り方は、なんと「全てぶち込んで煮るだけ」
これならどんなに酔っ払っていても出来る。笑
で、あまりに簡単でそれこそ「特に薪ストーブにこだわる必要はない」のですが、、、
ホラ、うち薪ストーブブログなので。
よろしくお願い致します。笑
■「鯖トマト」の材料
今回は材料も非常に点数少な目です。お財布に優しい。
- 鯖の水煮缶 1缶
- トマト缶詰(カットトマト)1缶
- ニンニク 1片
- 醤油 大1~2
- 砂糖 大1~2
(お好みでオリーブオイルを足したり、パルメザンチーズを入れても良い。各自好きな感じに味を調節すべし。早茹でのショートパスタとかを一緒に煮込んでもいけます。)
■今回の道具
ここが今回のキモですが、薪ストーブの天板で煮込むため「取って置きの道具」を使います。
これ、その名も「すごくいい銅鍋くん」です。笑
特に今回のような煮込み料理には抜群の威力を発揮します。
なんで鍋にこだわるのか。
以前も書きましたが、というかもう何回も書いていますが…
「薪ストーブ天板の熱を逃さず、効率的に使う」ためには「鍋の熱伝導率」が高いものを使うのがベストなのです。
熱伝導率というのは、つまり熱の伝えやすさがどれだけあるかって話で、高ければその分温まりやすく、少ない熱で煮炊きができるわけですね。
※厳密にはこの説明だと多少の語弊があり専門の方に怒られちゃうかもしれませんが、まぁザックリ言うとそんな感じです。
で、鍋の素材というのは色々ありますが、
銅鍋>>アルミ鍋>>鉄鍋>>ステンレス鍋>>土鍋の順に熱伝導性が良いです。
それこそ銅鍋とステンレス鍋では20倍以上違うわけです。
詳しくは以下のに心をこめて書いた良記事(笑)がありますのでご覧ください。
ということで、銅鍋です!!!
銅鍋のメリットをもっと具体的に書くと、「カレーやジャムが焦げずにできる」。
鍋全体に熱が行き渡るので、多少粘性のある料理でも焦がさずに美味しく加熱することができるのが銅鍋の得意技です。
今回の鯖トマトも粘性のある素材をお好みのラインまで煮詰めていきますので、まさににピッタリの料理ということでチョイスしました。
ちなみにこの銅鍋は、以前「モキストーブ」の実機を拝見するため愛研の大屋さんのお宅に伺ったときに、譲って頂いたものです。
頂いた時の箱に書いてありましたので通称「すごくいい銅鍋」笑
メーカー不詳(裏にKNK Copperと刻印されています。多分made in 新潟かな。なかなか肉厚で贅沢な銅鍋です。)
大屋さんは元々の専門である環境調査会社内で社内ベンチャー的に薪ストーブ部門を立ち上げられ、たった数年で(ことモキストーブについては)有数の巻きストーブ業者に育て上げられた非常にやり手の薪ストーブ業者さんなのですが、その人となりは非常に私好みのマニアック。料理についても「料理は道具」を公言されるほど性能にこだわった鍋マニアの一面もありまして。
で、こと銅鍋については更にちょっと熱量が高く、国産メーカーのデッドストック品や中古品をヤフオクなどで常にチェック&収集されているほど。その熱意はもうちょっとどうかしているんじゃないかと、甚だ感心するばかりですが、とにかく大家さんに銅鍋の素晴らしさを教えて頂いたわたくしであります。
そのこだわりっぷりは是非、氏のブログ「超簡単薪ストーブ料理」をご参照ください。笑
毎回の長文ですが、一読の価値あり。
■薪ストーブ天板で鯖トマトを作るよ
前置きが物凄く長くなりましたが、ようやく調理に入ります。
本当に前置きが長くてすみません。
毎度のことで申し訳ないですが、先ずはガンガンに焚きます。
薪ストーブ料理ですからね。
ドブレ640CBの天板温度200~250度を目指して、焚きます!!
手順①「全て鍋に入れて煮込むだけ」
あとは全て鍋に入れて天板で煮込むだけ。
ホントそれだけ。折角ここまで前置きしたのにあっけなさ過ぎます。
天板に鍋をセット。早速グツグツいってます。さすが銅鍋の熱伝導の良さ。
そして「お好みのところまで水分が飛んだら完成」!!
ね、、、簡単でしょう。
手順②「折角だからパンも添えよう」
あまりにあっけないので無理やり一手間増やします。笑
この料理はとーってもバゲットに合うので一緒に薪ストーブ天板で焼きましょう。
切って、網の上で焼くだけ。
薪ストーブの天板で焼くトーストは旨い、と前回力説したばかりですし。
鯖トマトをこいつに乗せて食べればまさに鬼に金棒!ベンジーにグレッチ、日○富士にビール瓶ですよ!
■まとめ
ということで、完成!!
これ簡単だし美味しいのでおススメです。
夕食に作ったところ妻の口にあったようで、旨い旨いと食べておりました。
とにかくパンに乗せてもグッドなので、お酒を飲まれない方にもおススメです。
もちろん飲める方は赤ワインなぞ飲まれるとよいと思います。
私??
ほら、いま禁酒中ですのでわたくし。
※最近は1回飲んで一ヶ月休肝とか、飲んでも月に数回になってきてます。
・ちなみに野外でもOK
なんせ鍋一つで煮るだけですので、野外料理にも向いています。
これは先月のキャンプで作った時の写真。
暗いのと酔っ払っていてブレブレの写真ですが、美味しかったです。
そして煮詰めるのが面倒で早茹でのショートパスタとかぶち込んじゃってますねぇ。
まぁ一挙両得というか、美味しいし煮詰まるし、これも非常に良い手です。
こういうコッヘル一つで出来ますからね。おススメです。
ということで、簡単で美味しい「鯖トマト」でした。
よろしければ是非、お試しください♪