12月になり、薪ストーブ全開の日々!
すなわち
薪ストーブ料理の季節がやって参りました!
=当ブログのネタ確保月間でございます。
今月は季節モノで酒粕を楽しんでおりますので、そちらで行ってみましょう!
■新酒の季節
新酒の季節になると、造り酒屋の玄関に貼りだされる「酒粕あります」の張り紙。
見たら是非ゲットしたい、絞りたてフレッシュな酒粕。
スーパーで売ってるやつとは鮮度が段違いです。
新鮮な酒粕ってこんな華やかな吟醸香がするんだって感動しますよ。
先ずは最高に香り高い甘酒にして楽しむ。
残ったものは粕汁にしても良いですし、粕床を作っていろいろ漬け込んだり
本当に酒粕ひとつで色々楽しめます。
自分は地酒の酒蔵前をよく通るので日々チャンスがありますが、
なかにはネットで売っているところもあるみたいですね。
(アマゾンは△、こういうのは楽天の方が強いですね。「酒粕 新酒」で検索すると出てきます。)
それにしたってこの季節はどこの酒造場も新酒を搾って出荷する時期なので非常にタイミングの良い季節です。
今日はこの酒粕で最高の炉内調理やりたいと思います!
■薪ストーブで牛モモ肉の自家製粕漬を焼く!
作り方はいたって簡単です。
用意する材料はこちら。
- 牛モモ肉ブロック
- 酒粕
- 本みりん
- 塩
これだけです。
あとは酵素の力で最高の旨味が出てきますよ。
工程① 粕床を作る
- 酒粕 100g
- 本みりん 50ml
この二つを耐熱容器に入れて電子レンジで40~50秒加熱。
熱くなったらしっかりとかき混ぜます。
あとは室温でしっかり冷ませば酒粕床の完成です。
肉だけでなく野菜とかも漬けられます。
詳しくはこちら。
工程② 牛モモブロックを漬ける
こちらが今回ご用意した国産牛モモ肉。
下味として牛モモ肉の表面に塩を打ちます。
一つまみ~二つまみほど。適量で。
そして先ほどの粕床に漬けこむ。
一晩でも十分美味しいですが、3日くらい漬けると旨味がグッと増した感じが得られます。
(それ以上漬けたらちょっと酒粕感が強すぎました。)
市販品を買うとしたらこんな感じ。あー美味そう。
工程③ 拭き取って焼く
冷蔵庫から出して1時間ほど室温に慣らします。
付着した酒粕はキッチンペーパーできれいに拭き取りましょう。
盛大に焦げますのでね。
3日漬け込んだこの、「熟成した色」をご覧ください。
深い!!生肉の色が深い!
これで期待が高まらないほうがおかしい。
工程④ 薪ストーブ炉内で直火&遠赤外線調理
炉内がいい感じに「強めの」熾き火になったら網を敷いて焼きます。
(何故熾き火じゃないとダメだよとか今更説明しませんよ!薪ストーブブログだけれども!)
表面がこんがり焼けたら完成。
芯はレアでも大丈夫です。
炉内から出したらホイルに包んでゆっくりと粗熱を取っていきます。
工程⑤ 完成
これにて完成でございます。
どうでしょうか。
カットすると凄いよ!!
旨味が凄く強い。
噛めば噛むほど美味い。
酵母の力すごいとしか言い様がありません。
今まで焼いてきた肉の中で3本の指に入る美味しさでした。
家族からもまた作って!というリピを頂き、後日また作りました。
食後のコーヒー(自家焙煎)が美味い。
ということで、今回はとにかく肉がおいしい回でございました。
酒粕の楽しみ方の一つとしてご参考になれば幸いです!
それでは次回もよろしくお願いします!