いやね、薪ストーブと薪割りって切っても切り離せない関係じゃないですか。
え、知らない?
割るとか切るとかややこしい?
あいすいません。
■ある日、斧を見たら
ガヤさんのメイン斧。
ヘルコスプリティングマスターDT-6
一見きれいなようだが、刃を見るとこんな感じ。
はは、完全に刃が潰れてます。
切れなくて当然。
よくもこう放ったらかしにしたもんですよ。
反省。
■そうだ斧を研ごう
包丁はちゃんと研ぎ石で研いでいるガヤさん。
そうだ、斧も刃物なんだから研げるはず。
ただ、うちにある研ぎ石は包丁専用なので荒々しい斧を研いで割れでもしたら困る。
やはりここは今後のことも考え、斧用にアイテムを揃えたいところ。
ということで早速ホームセンターへ。
■研ぎ石を求めて
車でカイズンホームに行くもそれっぽい製品見当たらず。
というか斧すら売っていない。せいぜいナタまで。
えー、そんなもんなの?
需要ないの?
置いとこうよ!!!
ということで悲観にくれて帰り道。
帰りに寄った100均でこんな製品を発見しました。
100均でもあるのね。
「もうこれでいいかな…」
■作業開始
・改めて依頼品を見てみましょう。
うーん、やばいね。これは割れないね。
・そして今回100円で買った研ぎ石。
小さいけど割りとしっかりしてる。二層になっていて、粗い方が120番相当だそうな。
・研いでみよう
研ぎ石に水を吸わせてから、軽く角度をつけてズリズリ擦っていきます。
「重い…」
包丁なら軽いですが、そこはやはり斧。重いです。
こうやって砥石の方をスリスリする方法なんかも試してみながら。
で、今回あまりに刃が潰れていて自ずと研磨する部分が多かったのもあり、弱音を吐きながら重い斧をズリズリやることなんと30分ほど。
■一応完成
できた…のか?
やれたのか?
まぁでも一応最初と比べると刃が出てきた感じ。
まぁ、とりあえず良しとしましょう。
■試し割り
ここにご用意いたしますは最近手に入れた「樫」の玉。
とりあえず手始めに軽く一振り。
おぉ、今までと食い込みが全然違う!
元々素性の良い玉ということもありますが、
あまり力を入れなくてもここまで刃が入りました。
ひび割れも起きた。
もう一回。
ぱっかーん。
なにこれ。
今までと労力が全然違うんだけど…。
ホイッ!
うわー、これは今までより楽だ。
当たり前か…。
斧って「割るもの」なので切れ味とか全く気にしていなかったけど、
研ぐことで刃先の食い込みが良くなるため、
結果として割りやすさにもつながることを実感。
■まとめ
- 歯が潰れていると斧の性能が十分に得られません。
- 斧も刃物ですので定期的に研ぎましょう。
- ヘタでも何でもやらないよりはやった方が100倍マシ
- で、100均の研ぎ石も使えないことはない
- 普通の研ぎ石でもやれないことはないが「作業性が悪い」「時間がかかる」
- ちゃんとした専用品買った方がいいかも。
賢明な薪ストーブユーザー諸氏はちゃんとした製品をお使いくださいませ!!! 笑
あとヘルコの斧もなかなか良いですよ。いろいろと皆さんオススメあるでしょうけど、これも良い製品だと思います。
(11月も終わりだな~。ちなみにアドセンスはあまり効果出ておらず…まぁ無欲無心にやってくべきなんでしょうけど、つまり人間の業・欲ってのは恐ろしいな、と。)