前回更新から図らずも日が空いてしまいました。
実はいろいろ私事的に笑えない出来事が幾つかありまして、、、、ブログのネタ自体は沢山溜まってたんですけどね…。
ということで今回は久々に「薪」のお話です。
※薪ストーブブログなのに薪の話題がかなり少ない稀有なブログであります。笑 それくらい薪の事書いてないなぁ。
■同級生から原木を頂いた
突然ですが、
同級生が山持ってるんですね。
山持ちとかスゲーとなりそうですが田舎だとそんな珍しい話ではなくて。
代々の農家とかだと普通にそういうことあるんですね。
で、前「薪欲しいんですわ~」と話したのを覚えてくれていたみたいで…
「山の手入れでコナラを伐採したんだけど要る?」
と突然の連絡が。LINEで。
もちろん断る理由なんてありませんので「ありがてぇ!」とハァハァしながら取りに行った訳ですね。
連れて行って貰った現場は既にかなり掃除された後で、原木もある程度の大きさに玉切り済み。
腕くらいの枝もその辺りに大量に置いてある。
大きすぎる幹は椎茸の苗木にならんでねー、ということで太いところばかり残しといて頂きました。
うちの車に載せるつもりでしたが、早々にタイヤが沈み始めたので軽トラ出してもらって結局そこもお世話になることに。
なんというか、持つべきものは山持ちの友達であるな。
サクッと運んでもらってうちまでは10分掛からないくらいの距離。
とりあえず駐車場に仮置き。
サイズは大体こんな感じ。
幹の直径が30㎝~。長さが60㎝~。
そのままではちょっと長過ぎるのでチェンソーで更に玉切り。
久々にハスクバーナ353の出番です。
(前回のメンテでガイドバーを上下ローテーションしています。チェーンもスチールのに替えました。)
エンジン始動して、ぶわーーっと切って。
ほどなく丁度良いサイズに整いました。笑
ホント、パワーのあるチェンソーだとこの辺の時短効果が凄いです。
樹上での枝打ちとかアクロバティックな使い方しないのであればチェンソーは「大は小を兼ねる」が当てはまる気がします。
一方でチェンソーくずもスゴイ量に、、、。
後で箒で掃いてブロワーで吹く。。。。
ちなみにハスク353は多分もう買えない機種だと思うのですが、もし同等の性能と言うことなれば恐らく346XPとかになろうかと、、、ご参考までに。
まぁ、流石にこのクラスは気合が要りますよね。
お値段的にもちょっと気軽には勧められないとこではありますけど、、、、でも性能は素晴らしいし作業効率は抜群に向上しますので。
■久々に斧で薪割り
薪ってのは「なるべく早く割っとく方がいい」んです。
割らないと乾燥しませんし、逆に言えば早く割ればその分乾燥期間が確保できます。
そして玉切りしてから放置してしまうと木口が締まって薪割りがしにくくなるんですね。
一言で言うと善は急げってやつです。
ちなみに前も書きましたがうちの薪割りは電動薪割り機がメインです。
でも、なんか今回は運動不足だし久々に斧でやってみるかーという気になったんですね。
ということで、いっちょ頑張ってみることにします。
ちなみに斧はいつものヘルコ スプリッティングマスターです。
間違いのない斧。ヘッドも2キロで実に使いやすい。
うちは斧はこれしか持ってません。
おりゃーーーー!
おぉぉ、スパーンと割れるぞ。
やはり伐採したては割りやすいなぁ。
しかも今回もらったのは繊維の方向も素直で、とても割りやすい。楢。
で、調子に乗ってパカパカ割りつつ、、、、、
既に息が上がってますが…苦笑
運動不足が過ぎる。。。
ちなみに枝もたくさん頂いたので同時進行で作業。
電ノコで2~30cmくらいのサイズに整えます。
で、ナタでパカパカ半分に割っていく。
こうしておくと、実によい細割になるんですね。
太い薪が活きるのはこういう細割、中割の薪があってこそですよ。
メインの薪も3時間ほど斧を振るい程々終わりました。
疲れました。
全ては運動不足のせいなのですけど、正直言いまして、、、冬なのに汗だくです。
握力と上腕が死んでいます。背筋もなんか疲れてます。
気力が途切れないうちに終わらせるしかない。
空いた薪棚に積みます。
今回で大体0.7立米くらいかな。
まぁ午前中の作業でしかも斧割りでこれなら上出来です。
ちなみに、よく「薪ストーブで杉とかヒノキとか焚いちゃいけないんでしょ?」とか言われることがあるんですけど、
何回も書いている通りそんなことは全然なくて。
薪ストーブってのは別に広葉樹に限らず針葉樹でも十分に使いどころがあって、要は焚き方、使い方なんですね。
だからそもそも樹種で差別するなんてこと自体が薪ストーブユーザーの風上にもおけぬ振る舞いであって、木の命は全て等しく尊重すべき。。。
…ということは重々承知の上で今回敢えて書くのですけれど…
でもやっぱり広葉樹の薪は最高。笑
特に楢とか欅みたいな比重の高い、堅くて重い広葉樹は「炎の燃料タンク」として非常に優秀でして、
もうこの薪があるだけで嬉しい。それでけで既に心が暖かい。笑
ただし、この薪としての真価を発揮するのはやはり【十分な乾燥】。
ということで今回この薪棚に積んだこの薪たち、これが今年の冬に焚かれることはありません。
早くて次の次の冬に焚かれる予定です。
薪作りって楽じゃないです。道具も要るし。
でも、こういう地道な苦労があってこそ優雅な時間が楽しめるってもので。
まぁ、だからこそ
今後も頑張らせて頂きます!!
本日のまとめ:持つべきものは山持ちの友達。笑