毎年、3-4月中には焚き納めをして同時期に薪作り。
そして梅雨に入る5月中までには煙突掃除をしてしまうのが我が家のルーチンです。
し、か、し!
今年は梅雨入り早過ぎるよ!!
慌てて煙突掃除しました。笑
煙突掃除の前に梅雨入りしちゃったので猫も思わず心配。
というか、今年は初めて『自分でやってみよう煙突掃除』ということで自分でやってみたんでその模様を書いていこうと思います。
■ホンマの煙突掃除棒は使えるのか!?
なにはともあれ道具が必要なので購入しました。
チョイスしたのは本邦のローコスト薪ストーブ界の星「ホンマ製作所」の煙突掃除棒です。
というか、メトスとかファイヤーサイドとか…
薪ストーブの専門ブランドのものは「お高い」です。
モノは良いかもしれないけど、、、ワイヤーブラシで8000円前後もする。
私の把握している限りで最も高いのはメトスのチムニーロッド29800円にワイヤーブラシ7000円のセットです。
オゥ…
まぁ長く使うならしっかりとした物を買うのはアリです。アリアリです。
私も先立つ物があれば欲しいです。
・ホンマ製の煙突掃除グッズは安い
良心的価格で色々出されているホンマ製作所さんにはリスペクトしかありません。
ということで今回購入したのがこいつ。
・煙突掃除棒4本セット 1330円
・ネジ付きワイヤーブラシ50寸150mm用 560円
掃除棒セットは2セット買いました。
驚きの低価格です。
自分はホンマ公式で買いましたがアマゾンとか楽天でも買えます。
思ったよりもコシがあって曲がるロッドですね。
ネット上では良い評価もあれば悪い評価もありますが、なにせこの値段です。
これがそのままマトモに使えるならそれに越したことはありません。
※また別途レビュー記事を書こうと思います。
■今回は下から煙突掃除で作業安全性を重視しつつ簡単に済ます
ご存知のとおり、煙突掃除は上からやる方法と下からやる方法がありまして、
可能なら上から行うほうが効果は大きく、それに越したことはありません。
①煙突の上からブラシで突く(屋根の上でお掃除)
お掃除度★★★★
安全度★☆☆☆☆
簡単度★☆☆☆☆
※評価は当ブログ独自のものです。
パッとイメージするのはチムニーボールです。
この丸い重りでブラシを下げていくわけですね。
メリット:重要箇所である煙突トップの掃除が行える。
デメリット:屋根のうえに登る=危険!!特に雨天では危険度マックスです。絶対に止めましょう。また、ハシゴやヘルメット等の安全具も必要になりますのでその初期投資も必要。
この方法の一番のメリットでもありデメリットなのが「屋根に登る」ということです。
高所作業になりますので、他の方法と比べると危険度が最も高くなります。
当然、濡れた足場では危険なので天候によっては行えません。
一方で、煙突の上から掃除することで普段は見ることのできない&一番煤で詰まらせてはいけない「煙突トップ」を観察したり掃除することができます。
煙突トップを掃除することはとても大切なことなので、安全性などを確保しつつ可能であればこの方法がベストです。
②煙突の下からブラシで突く(お部屋の中からお掃除)
お掃除度★★☆☆
安全度★★★★★
簡単度★★★☆☆
総合的に勘案し、今回はこちらを採用。
ブラシのついたロッドを継ぎ足して上へ上へ上げながら煙突内部を掃除していきます。
メリット:何と言っても「屋根に登らなくても良い=安全・怖くない」ことです。
また雨の日でも関係なく掃除できるので忙しい方もスケジュールが組みやすいでしょう。必要な装備や備品も少ないので初期投資も抑えられます。
デメリット:煙突トップの煤まではきれいにできません。また他の掃除方法と共通しますが、折れ曲がりの多い煙突配管では一回では掃除が完了しないこともあります。
■いざ、煙突掃除。養生が大切です。
煤の汚れって軽くて簡単に舞ってしまうので室内を汚さないための養生が大切です。
新聞紙やブルーシートでストーブ周りをしっかり養生しておきましょう。
煙突を外します。
メトスの煙突は、ロッキングバンドを外してコネクターを回すだけで簡単に外せます。
ロッキングバンドのネジは確か特殊なやつだったかと思いますので紛失しないようにしましょう。
多分ホームセンターには売ってません。
煙突を外し、掃除棒を通す穴を空けたビニール袋を付けます。
こうやって使います。
モンベルでも専用の物を売ってますけど、お高いですしビニール袋ならそのまま煤を包んで捨てられるのでこっちの方がよいです。ビニール袋でいいじゃない。
※ちなみに私はモンベルの愛好者です。
いざお掃除。
煙突掃除棒を次々と連結しつつ上に上げていきます。
ガッシャガッシャと掃除します。
パラパラと落ちてくる煤…。
ここでトラブル発生。
途中で力を掛けてもブラシが上手くあがって行かなくなりました。
おそらくどこかでロッドが曲がってしまっているようです。
急遽、30度エルボの曲がり部材を外しストレートにしてやり直しました。
そうしたら何とか上まで上がっていくようになりました。
さらに落ちてくる煤。
結構取れましたね。
これで全てかどうかは分かりませんが。。怪しい。
そのまま口元を縛ってゴミに出しました。
掃除が終わったら逆順で煙突を戻していきます。
これで一応完成。
煙突掃除完了です!
ちなみに手はかなり汚れました。
なので汚れるのは覚悟してください。
まぁ何とかなったけど、やっぱり煙突トップも気になります。
例えば、プロにトップまで掃除してもらう→翌年は自分で下から掃除のみ、の1年毎の繰り返しとかをルーチンにしても良いかもしれませんね。
■まとめ
まず、ホンマの煙突掃除棒…
これ、煙突の折れ曲がりに対応するために柔らかいと思うんですが、
途中でぐにゃぐにゃ曲がっちゃって
【長い煙突では使い物になりませんでした】
ただし、これはうちみたいに掃除棒を5本とか6本とか長く継ぎ足した場合ですので
【短い煙突】や【折れ曲がりのないストレートな煙突】の場合は使えるかもしれません。
うちの煙突は、下部の30度曲がりさえ外せばストレートなのですが、いかんせん煙突が長いので最後のほうは力をかけても中で曲がってしまい上手くブラシが上がっていきませんでした。
試行錯誤し一応は掃除ができましたが、煙突掃除棒は曲がってしまい、次回使う際には真っ直ぐ直さないと使えません。
価格の安さから毎回使い捨ての覚悟で使うのもアリですが、ちょっとエコじゃないと言うか、普通に勿体無いですよね。
ネットで探すと安い価格帯でももう少し選択肢がありそうなので他に探してみる価値もあるかもしれません。
そして繰り返しますが、やっぱり煙突トップも気になります。
来年こそはプロに上からガシガシ突いてもらいたいと思います。
※以下、おまけの裏事情
何と言ってもまだまだコロナ渦です。
うちは職場的な理由で非常に厳しい行動制限を続けています。
そのうちの一つが「県外者との接触禁止」。
元々は県外への移動禁止でしたが、ある時期から県外から来た方との接触も禁止になりました。
(どこまで実効性があるかとか、ナンセンスとかそういう問題は置いといて、そういうことになっております。)
もうそんな生活を一年以上送っているわけです。
一応医療従事者ですのでワクチンも優先で4月に打ち、2回目のブースターショットも終ってますが、しかし、職場的にこの行動規制は続いております…
つまり…外部の煙突掃除業者を頼めない!!
そんな状況です。
県内の業者であっても県外へ出る仕事も多いでしょうから、自宅に業者を呼ぶこと事態を避けて欲しい、という職場的なお達しなのです。
ということでこうなりゃ今年は自分でやるしかない、と重い腰を上げた次第です。笑
早く世の中が何とかなればいいですねーーーー。。
皆様もご自愛、ご注意頂ければと思います。