朝の冷え込みも出てきました。
特にお休みの朝など。
薪ストーブを焚きつけて、
ゆっくり遅めの朝ごはんを食べながら、
だらりと午前中を消費する。
そんなのが良い季節になってきましたねぇ。
で、そんな時によくやるうちの朝食例。
極めてシンプル、手抜きですが美味しいです。
「トースト」 ⇒ パン焼くだけ。
「何か茹でるor焼く」⇒ 鍋に入れて天板に放置するだけ。
洗い物を増やしたくないので、包丁で切らない、まな板使わない、鍋も最低限の小さい物だけ使用!
■薪ストーブで焼いたトーストは美味しい!
当ブログでは何度も語っていますが、
薪ストーブの天板で焼いたトーストはめちゃくちゃ美味いです。
その秘密はこの強力すぎる輻射熱。
薪ストーブの放つ輻射熱は、良くも悪くも水分を奪う能力が高いです。
洗濯物はパリッと乾くし、部屋も乾燥します。笑
加湿器必須ですもん!!
…で、そこでトーストを焼くと
表面がパリっと、サクッと。
中はしっとり。
香りも立ちます。
勿論炉内の熾き火で炙っても良いですが、熾き火のタイミングを狙わないといけないですし、やはり天板の上で焼くのが簡単でいいですね。
天板に直置きだとすぐ焦げますので足付きの網を乗せてそこにパンを。
あんまり置きすぎると焦げるので、適当に裏がしたりしながらご機嫌伺ってください。
■天板でボイルソーセージ。薪ストーブとメスティンの相性は最高!
ドブレ640の天板は広く、まだまだ余地がありますので簡単にもう一品。
みなさんお馴染みのメスティンです。
これキャンプ道具ですけど薪ストーブの調理アイテムとしても非常に便利でして…
今はトランギア製だけでなく、ダイソーはじめ各社で出てます。値段も手頃。
炊こうと思えば天板でご飯だって炊ける。笑
話を戻しまして、今回は朝ごはんにソーセージでも茹でておきましょう!!
メスティンに水を1cmくらい張って、ソーセージを入れて置いとく。
後は放置で、おいしいボイルソーセージ完成です。
お湯を沸かしておいて、お湯を張ってからソーセージ入れると尚良いです。
蓋もしておく。
天板の場所によって温度が違うので、最初は高い温度の場所でしっかり温めて
あとはぬるい温度でじんわりボイルしてあげると最高です。
アルミ製のメスティンは熱伝導が良く蓋の密閉性も良いので、天板の熱を効率的にキャッチし素材に伝えます。
うちのドブレ640のように「天板が二層構造でそこまでの高温にならない構造」の機種では特に重宝しますね。
うちはキャンプ以外でもご飯炊いたり、日常的に使ってます。笑
これで簡単朝食出来上がり!
ソーセージもパリッとボイル出来ました。
コーヒーは例の自家焙煎。
https://www.instagram.com/kirakcoffee
お金は掛けてませんが贅沢な朝の時間です。
うちの4歳児もトースト、ソーセージぺろっと食べてしまいました。
■熾き火になったら焼き芋を作ろう!
朝焚き付けて、一通り巡航温度で燃焼させると家の中はいい感じに暖まってきます。
しかし、まだ終日焚くような季節ではないので、追加薪をやめて自然鎮火。
この熾き火が弱くなってきたタイミングこそチャンスタイム!!
折角なのでおやつ作り。
さつまいもを入れておきます。
少し熾き火を寄せて、作ったスペースに芋を。
そうすると丁度お昼ご飯とかおやつの時間に焼き芋が出来上がるんですね。
ここまでがワンセット。
今回は、安納芋とシルクスイートの「ちょっと良い品種」二種類でやってみました。
これも炉内に入れたら基本放置です。
外も気持ちよくなってきたのでこの日は近くの公園まで娘とお散歩しました。
公園で一しきり遊んで帰宅。
不思議な雲の一日でした
帰宅して、炉内から芋を取り出すと…
焼けてます。
割るとこんな感じ。
どうでしょう。
蜜バシャー!!
これは安納芋ですね。
で、こちらはシルクスイート。
全体が蜜でしっとり。
そして極めてキメ細やか。繊維がほとんど感じられないというか。
比べるとかなり違いますね。
最高!!
食べてみると両方とも甘い!!
柔らかくて、ペロッと食べられます。
おススメは、この甘ーい焼き芋に有塩のバターを乗せて食べる。
塩味がさらに甘味を引き立てて、油脂のこってり感も相まって
これぞ魔性の味!!!
品種の違うとしては、
安納芋の方が甘さの主張が強い。実はやわやわで溶けてる。
シルクスイートも十分甘いけど、自然な甘さの印象。食感は極めてしっとりでまさに「シルク」のよう。
同じさつまいもでも全く違いますね。
今回は使っていませんが、紅あずまとかのホクホクを食べたくなる時もありますね。
この辺りは好みです。
●ちなみに焼き芋については過去にも何度か記事にしております。
ということで、薪ストーブのシーズンもまだまだ始まったばかり!!
こんな感じで今季も気軽に、簡単に、楽しんで行こうと思ってます!!
よろしくお願いします。